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大阪流(ほぼひとりごと(1月12日(日))
(写真は、阪急大阪梅田駅に停車中の神戸三宮行電車の中から、ホームの時刻表を撮ったものです。東京と同じく、横書きでした)
腹開きで蒸さない、大阪流の鰻を食べたいと思って、当時、数軒あった新大阪駅の鰻屋さんに聞きました。すべて、背開きで蒸した江戸流で。結局、食べられませんでした。数年前のことです。
子供のころに行った大阪、道頓堀で、大阪流の鰻を食べ、歯ごたえのある、油っこい味に驚いたことがあります。今は、味覚が変わったのか、美味しく感じられます。北浜の老舗、柴藤という店が有名です。、
そのころ、大阪では、アイスコーヒーを冷珈(レイコ)とか、コールコーヒーと呼んでいた記憶もありますが、最近はどこの店でも、東京と同じく、アイスコーヒーとメニューに書かれています。
大阪らしさや、大阪でなくては経験できないことは、まだまだ、たくさんあると思いますが、鰻や冷珈(レイコ)のように、ひとつづつ、消えていっているとしたら、残念なことだと思います。
大阪の駅の時刻表は、東京と違って、縦に発車時刻が並んでいましたが、阪急大阪梅田駅の時刻表は横書きになっていました。近鉄などは縦書きのはずです。ちなみに、昨年10月から、梅田駅は大阪梅田駅になっています。
全国が均一化し、郊外のショッピングセンターやチェーン店など、どこへ行っても、代わり映えしない感じになっている日本列島ですが、大阪だけが持つ独自の文化があります。大切にしたいものです。
ネットによれば、阪急電車の時刻表は、縦書きだと書いてありました。デジタルサイネージになって、横書きになったのかも知れません。ささいなことですが、すこしばかり寂しい気がしました。