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廃ビルにしない再生(ほぼひとりごと(2020年10月28日(水)))
(写真は、首都高新宿ジャンクション近くで改装が始まったビル。スケルトン状態になっています。)
外装に特徴があった代々木のフジビル25には10年ほど前まで、EXILEのヒロが主催するダンススタジオがあり、首都高下の駐車場でヒップホップダンスの練習をする少女がたくさんいました。
送り迎えするクルマも多く、窓ガラスを黒くしているミニバンが止まっていました。練習とは言え、ヒップホップダンスは見ごたえがありました。中目黒に引っ越した時は寂しく感じたほどでした。
そのあと、入居者の入れ替わりもありましたが、ここ数年は退去する会社ばかりになっていました。民泊になっている、となりのアパートの方が人の出入りも多く、インバウンドで賑わっていました。
いよいよ、廃ビルかなと思っていたら、建設重機が運び込まれ、解体作業が始まりました。取り壊しが始まるのかなと思ったのですが、不動産会社が取り付けた看板には、改装という文字がありました。
東京中で、フジビル25より後に建てられたビルも解体されているのに、老朽化し、まさに廃ビルとしか見えなくなったこのビルは内装をすべて解体した上で、スケルトンから再生することになったようです。
首都高に隣接しているとか、となりのアパートとの関係など、建て替えるにはいろいろとあるのでしょうが、外装に特徴があるフジビル25がどんな感じで再生するのか、楽しみがひとつ増えました。
この写真を撮って数日後、首都高駐車場側にも囲いが出来たので、スケルトンが見える光景を見ることができなくなりました。廃ビルにしない再生、今の時代、もっと増えても良さそうです。