これから成長します(ほぼひとりごと(3月9日(月))
(写真は、代々木駅に向かう通りで、これから成長しようとしている植えられたばかりの樹木です)
事務機器メーカーの展示会に、何回か行ったことがあります。フリーアクセス方式とか、コミュニケーションの場としての集まる場の工夫だとか、そんなことが流行りだったころでした。
職場に島を作り、係長などリーダーと直角に係員が座るというのが主流だった時でも、必ずしもコミュニケーションが良いわけではなく、上意下達で、上司の一挙手一投足を見ていました。
そうやって、ピリピリしていると、仕事はすべて受け身になり、やらされている感だけになります。昔は良かったとも言えません。部下は上司に従うものという濃密な親子関係が主流でした。
そのかわり、例外はあるものの、メンバーの顔色を気にしたり、雑談をする機会などを通じて、元気かどうか、気をつかうということもありました。パソコンが職場に入って、激変しました。
全員がパソコンに向かって、キーボードをたたき、グループで話をするのは、打ち合わせとか、会議などの場だけになっていきました。上司が声をかけても、邪魔になるだけのこともあります。
そこで、一人で作業や仕事をしやすいよう、ブースにしたり、フリーアクセスにして、気分を変えられるようにする代わりに、集まる場を用意して、コミュニケーション活性化を図ろうとしています。
これから成長しようとしている細い樹木を見て、昔の職場を思い出しました。鍛えることと思いやることのバランス、難しいところです。今週の「自分(の仕事)史」(www.akihiko.com)です。
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