パソコン(ほぼひとりごと(2021年4月19日(月)))
【自分(の仕事)史第66回(社内OAシステム)(www.akihiko.com)】
(写真は、日本橋三越に出来たビックカメラのノートパソコン売り場です)
ウィンドウズ95が出ても、使い勝手はMacに遠く及ばなかった1995年。会社の中にあったパソコンも、研究者や技術系の人が、海外留学などの際に持ち込んだMacを個人で使っていたものでした。
アメリカに勤務して気が付いたことは、ウインドウズマシンをPC(パーソナルコンピューター)と呼び、MacのことはMacと呼んでいました。Macは仕事で使うものではないというのが常識だったみたいでした。
社内では、パソコンはおもちゃという意見もあり、高額のオフコンで社内システムを構築すべきという重厚長大派の発言力も強く、説得するには、コネクションの活用や一工夫など時間がかかりました。
将来を想定するような力はありませんでしたが、内外の人の意見を聞き、その時点での使い勝手はMacにかなわないところもありましたが、ウインドウズで良かったと思います。今から26年前のことです。
このあと、Webサイトという概念が普及し、個別にシステムを構築していくのではなく、同じ基盤の上のブラウザーで、いろいろな処理を行えるようになっていきました。残念ながら、間に合いませんでした。
デジタル化、OA化の先進企業として、当時としては珍しく、事務担当の人まで全員にパソコンを用意しました。使いこなせる人ばかりではありませんでしたが、パソコンを身近にした効果があったと思います。
当時のようなデスクトップパソコンの時代から、今はノートパソコンが主流になりましたが、コロナ禍以降のリモートワークをめぐるドタバタなどを見ていると、まだまだ、進化の余地がたくさんありそうです。
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