
中野の履物屋さん(ほぼひとりごと(2020年6月20日(土)))
(写真は、新井薬師に向かう商店街にあった履物屋さんです)
シャッター通りになっているところも増えていますが、今でも元気な商店街なあちこちにあります。中野駅から早稲田通りを越えた先にある商店街は、眼の病気にご利益があるという新井薬師への参道です。
商店街は、駅前から住宅地に続くもの、団地などの近くにあるものなどのほか、この商店街のように、神社やお寺に向かう参道に出来た商店街があります。いろいろな店が軒を並べています。
この商店街は、近くに大きなスーパーがあるせいか、生鮮食料品を売る店はありません。かと言って、参詣客目当てのおみやげ物屋さんもなく、豆屋さんや甘味屋さんが目立つくらいです。
履物屋さんの近くにお茶屋さんがありました。たまたま、通りかかった時、閉店セールをしていたので、少し良いお茶を買ったことがあります。数か月経った今、看板も外されていました。
昔は、どの街にもあった履物屋さんです。草履も下駄も靴も売っています。誰が買うのかなと思ってしまう感じもしますが、現役の商店が商売をしているぞという風情が漂っていました。
地味な存在ですが、昔は、お参りの帰りに、お茶を買ったり、履物を新調した人がいたのかも知れません。並びにある、おしるこ屋(甘味屋)さんは、ちょっと寄ってみたくなる感じの店でした。
川崎大師や柴又帝釈天にあるような超有名な参道ではありませんが、毎日の生活に必要な買い物をする商店街でもありません。いつまでも、元気な商店街であってほしいと願っています。