新国立競技場からの歓声（ほぼひとりごと（２０２０年８月１２日（水）））
（写真は、新国立競技場を外から撮ったものです。観客が入っているように錯覚する感じに写っていました）
東京オリンピックが予定通り開催されていれば、今週の日曜日、８月９日に新国立競技場で閉会式が行われることになっていました。新国立競技場は、まだ、工事中の囲いがあり、未完成のままです。
周辺のほとんどの部分は囲いがあり、外からは見えません。見えないと思うと、見たいという気持ちがつのりますが、仕方ありません。写真を撮った場所には、囲いがなく、シャッターだけでした。
閉められたシャッターの向こうに、四角に切り取ったように、フィールドが見えていました。たぶん、イスにかけたカバーだと思うのですが、遠くからみると、観客がいるように、観客席が白く見えました。
しばらく見ていると、遠くの方の観客席から歓声が聞こえてくるような気がしてきました。新国立競技場の是非はともかくとして、せっかく拵えたのだから、本来の活躍をしてほしいものです。
新国立競技場は、以前より一回り大きいので、存在感は抜群です。明治公園や日本青年館を飲み込んだ大きさになり、道路をはさんで向こう側にある神宮球場も窮屈そうな感じになっています。
屋根付きのドーム型ではないので、神宮球場と同じに、外にいても、観客席からの大きな歓声がこだまするように聞こえることになります。ディスタンス確保が必要なく、思い切り声を上げられると良いのですが。
雨が降ったり、風が吹く時でも、イベントが開催できるドーム型のスタジアムと違って、外にいても、観戦している観客と一緒に、興奮する瞬間を味わうことができる開放型のスタジアムも良さそうです。