ラーメン屋台(ほぼひとりごと(2021年2月18日(木)))
(写真は、飯田橋駅前五差路から撮った飯田橋ラムラ入り口。木の前あたりにラーメン屋台が出ていました)
飯田橋駅東口のラーメン屋台の前を通るようになったのは、目白通りが大きく曲がっている大曲に住んでいた40年ほど前。少し怖い感じのおじさんが、歩道橋に上がる階段のそばに夜な夜な店を出していました。
最初は、勇気がありませんでしたが、たぶん、アルコールが入っていた時、今風に言えば、〆のラーメンを食べたくなったのだと思います。話をしてみれば良さそうなおじさんで、あいさつするようになりました。
ずっと以前からあったのか、その後、どうしたのか、わからないことだらけですが、だいぶ前の桜が満開のころ、中央線沿いの土手四ツ谷から歩いて飯田橋駅まで来たら、ガード下にラーメン屋台がありました。
同じ人がやっているかどうか確かめたわけではありませんが、雰囲気は似ていたような気がしました。最初にめぐり合ってから30年は経過しているので、本当のところはまるでわかりません。
新橋でも屋台ラーメンを食べたことがありますが、ほとんど同じ味でした。塩分の効いた薄めのスープ、やわらかめの麺ですぐに出来ます。食器の洗い具合を気にしない方が良いのも同じでした。
屋台風ラーメンと称している店もありますが、脂っこさや、野性味ある部分を根こそぎ清潔にして出される目黒のサンマ。清潔ではないから美味しいわけではありませんが、本当の屋台ラーメンには勝てません。
ネット情報だと、飯田橋駅の屋台はなくなったようですが、水道橋駅近くのガード下にまだあるみたいです。夜のそぞろ歩きが不自由な今は難しそうですが、屋台ラーメン、もう一度食べたくなりました。