新宿御苑（ほぼひとりごと（２０２０年８月１６日（日）））
（写真は、開園時間前の新宿御苑の大木戸門。長い間、閉まったままでした。とても、街中にあるとは思えません）
今年は、３月２７日金曜日から、６月１日月曜日まで、新宿御苑は閉園していました。５月連休には、代々木公園も閉園し、春から初夏にかけての一番良い時期に、寂しい時間が続くことになりました。
おかげで、開いていた明治神宮の芝生にはピクニック気分の人たちが増えてしまい、こちらも、お詣りをするルート以外、立ち入り禁止になってしまいました。外出自粛をしていた時期のことです。
新宿御苑で政府主催で行われていた、桜を見る会は、閉園に関係なく、問題になるとすぐに中止になってしまいました。今年は、誰も見ることができないまま、桜は咲いて、散ることになりました。
閉園になる一週間前にオープンしたスターバックスも開店早々閉店だったようです。スターバックスはいまだに、マグカップでの提供をやめ、すべて紙コップであたたかい飲み物を提供しています。
広大な面積の新宿御苑。江戸時代は、信州高遠藩主内藤家のお屋敷があったところだそうです。今でも、初台には、内藤家の子孫がやっている内藤病院があり、お世話になったこともあります。
入場できる門は、中央線千駄ヶ谷駅に近い千駄ヶ谷門。新宿高校のそばにある新宿門と、四ツ谷大木戸交差店の近くに、大木戸門があります。最寄りの丸ノ内線新宿御苑駅からは少し歩きます。
閉園中は、新宿御苑の外側に整備されている遊歩道も通れませんでした。実は、ゆっくりと新宿御苑の中を散策したことはありません。いつか、大木戸門が開いている時間に入ってみたいと思いました。