新高輪プリンスホテル(ほぼひとりごと(2021年2月15日(月)))
【自分(の仕事)史第58回(株主総会事務局)(www.akihiko.com )】
(写真は、新高輪プリンスホテルの宿泊棟。株主総会前日、事務局もここに宿泊しました)
新高輪プリンスホテルから一番近い駅は都営浅草線の高輪台駅。近くには、取り壊し中の議員宿舎や、JCHO(地域医療機能推進機構)傘下になった旧船員保険高輪病院がある、比較的静かな住宅地です。
数年前まで、急な階段しかなかった高輪台駅も、新しく建った建物に直結している出入り口にエスカレーターも出来て、バリアフリーになっています。下りると、小さなギャラリーや飲食店が数軒あります。
新高輪プリンスホテルも、こちら側のエントランスは地味ですが、そこに建っている宿泊棟は目立っています。株主総会事務局は、前日から宿泊棟に泊まり、最終リハーサルと本番に備えることになっていました。
1999年の分割前は一社で30人以上いた役員も同じように泊まります。当日、何か事故などがあり、こちらにたどり着かないというリスクを考えると、前日から宿泊してもらった方が安心できるという安全策です。
そうは言っても、出入り自由ですから、外出から戻って来ているかが心配事でした。今だったら、ドアの開閉センサーで管理するということになったと思いますが、当時はクラシックな鍵ホルダーでした。
年に一回、総務部総務部門最大のイベントですが、ここに至るまでには、株主総会日程の決定、必要な書類や手続きの準備など、株主総会当日をめざし、一年中、関連する作業をしている感じでした。
ホテルにチェックインし、最終リハーサルが始まると、一年間かけて、徐々にスピードが上がっていた株主総会時計の針の速度がどんどん加速します。四半世紀前のことですが、今でも緊張感を忘れていません。
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