十条の商店街(ほぼひとりごと(2021年3月12日(金)))
(写真は、埼京線の踏切の両側にある、十条銀座商店街と十条中央商店街。右方向が赤羽です)
先週金曜日夜NHKで放送されたドキュメンタリー「72時間」は数年前の再放送。十条銀座商店街にある肌着屋さん、みどりやでした。番組の最後にオマケで、今、どうなっているか取材した映像も流されました。
以前、新宿から埼京線に乗って、十条銀座商店街を歩いてみたことがありましたが、番組をきっかけに行ってみました。人の少ない平日の午前中だったので、みどりやに番組ほどの賑わいはありませんでした。
地元の生活に密着している商店街には飲食店があまりありません。昼ごはん食べようかなと思っても、なかなか見つからず、2階にあるお店からアーケードを見下ろせる、昔からある感じの喫茶店に入りました。
本格的なドライカレーとコーヒーは想像した以上に美味しく、2階からアーケードを行き交う人々を眺めていると時間の経つのを忘れます。平日のお昼は地元の年配の人たちが多く、静かな時間が流れていました。
踏切のこちら側、アーケードのない十条中央商店街もシャッター通りではありません。少し歩くと篠原演芸場という大衆演芸を上演する劇場があります。こちらの方には、飲食店が多少多いような気がしました。
十条中央商店街を抜けて歩くと京浜東北線の東十条駅に出ます。東北新幹線、東北線などの線路を越えた向こう側は、東十条商店街と名前を変え、東京メトロ南北線の王子神谷駅のある通りまで続きます。
「72時間」の再放送がきっかけで歩いた十条の3商店街でゆったりとした時間を過ごしました。王子駅始発の新宿駅西口行都営バスで、環七通り経由で一時間、高円寺、新中野を通って帰りました。