駒込病院近くにあった自販機(ほぼひとりごと(9月24日(火))
(写真は、都立駒込病院近くの酒屋さんの横にあった自販機です)
日本全国に設置され、当たり前だった飲料の自動販売機、20年以上前に行ったアメリカにはほとんどありませんでした。犯罪の多かったころのニューヨークでは、街頭貯金箱は無理でした。
2011年の東日本大震災のあと、24時間煌々と明かりのついていた自販機も自粛対象になって、節電したり、災害時には無料開放する機能がつくなど、いくつかの変化がありました。
写真の自販機は、できれば10円玉を使って、おつりのないようにというお願いのある、昔ながらのキャッシュオンリー。最近になって増えたのは、キャッシュレス対応自販機です。
EddyやSuicaから始まり、今はQRコード型の支払い手段にも対応できるような自販機が出てきています。もっとも、感度の問題か、スマホ決済でうまく反応せずに困ったこともありました。
数年前までは、自販機で売る飲料の値段はどこでも同じでしたが、最近は、安さを売り物にする自販機も増えています。設置場所以外、差別化できないことからの安売り競争です。
一時期の書店員コメントのように、この自販機では、飲み物ごとにコメントが書かれています。じゃ、飲もうかと思うかどうかは難しいところですが、ユニークな取組みには違いありません。
残念なのは、酒屋さんの正面ではなく、横なので、わざわざ立ち止まらないと、気づきにくい場所にあります。次は、どんなコメントが貼りだされるのか、少しばかり楽しみです。十分、付加価値になっています。