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グランドセントラル駅(ほぼひとりごと(2020年9月11日(金)))
(写真は、丸ノ内行幸通りの地下通路に飾ってあった世界の駅の写真パネルの中の、ニューヨーク・グランドセントラル駅です)
#9・11 、#ニューヨーク #グランドセントラル駅
19年前の9月11日に、信じられないような大事件が起こったあとのアメリカは即座に戦時体制になり、しばらくして、アルカイダが犯人だということで、イラクへの爆撃が開始されることになりました。
この写真のように、いつもは、おおぜいの乗降客で賑わっているグランドセントラル駅にも、自動小銃の手をかけた、州兵がドーベルマンを連れて、すぐに撃てるような体制で警備していました。
このあと、自国ファーストを打ち出した政治が歓迎されるようになりました。パレスチナやアフリカで起こっていたの紛争や貧困が、格差や分断という形で、先進国と言われていた国々でも難題になりつつあります。
悲しいことですが、アメリカに住んでいる時、人種差別を感じたことが皆無ではありません。真珠湾や神風に象徴される日本に対するアメリカ国民の強い思い込みが払しょくされていないと思ったこともあります。
いろいろな専門家が言うように、憲法9条が日本を守ってくれるわけではありませんが、しろうと考えですが、憲法9条を守るということが、不戦の誓いを世界に発信する効果はあったのだと信じています。
「恋におちて」という映画で印象的に描かれたグランドセントラル駅ですが、コロナ以後のガランとした情景や戦時体制のような情景ではなく、様々な人、様々な人間模様が交錯する舞台であってほしいと思います。
必要な軍備を持って自衛に備えることと、世界平和ファーストの不戦の誓いとは両立できるものだと思っています。戦争できる国が普通の国だとは思いません。そうならないよう強く願っています。