丸の内の初夏(ほぼひとりごと(2020年5月7日(水)))
(写真は、新丸ビル前の丸の内仲通り。初夏の緑があざやかにきれいです)
先週の金曜日、久しぶりに仕事関係の用事があって、丸ノ内仲通りを歩きました。人は少なく、散歩にも良い時間と場所でした。千代田線もガラガラで、開いている窓を通って、空気が入れ替わっていました。
いつもなら、誰かが座っているベンチにも人がいません。ほとんどのお店が閉まり、人通りも皆無に近い感じでした。唯一、驚いたのは、開店前のお菓子屋さんに行列が出来ていたことです。
ネットで調べたら、超人気店で、いつも長い行列が出来るので有名だと書いてありました。このような時期だから、7,8人の行列でした。そんなに美味しいのかと思い、一度、食べたくはなりました。
いつもより、こころなしかきれいな空気に、初夏の緑がよりあざやかに見えます。クルマも少ないので、都心のどまん中で、思い切り、気持ち良く、快適な深呼吸をすることができました。
それでも、丸ノ内仲通りは、日本経済の中心としての活気にあふれ、いつも賑わっていてほしいと思います。朝晩のラッシュ時間だけでなく、足早に歩く人たちを見ると、元気になるような通りです。
郊外にある自宅から、満員電車に乗って出勤し、早朝から深夜までオフィスで仕事をするという、我々がこれまで経験してきた働き方を見直す良いチャンス、貴重なトライアルになるかも知れません。
家族と過ごす時間より、隣の席に座っている同僚と過ごしたり、外で会食をしている時間の方がはるかに多かった、ついこの間までのことが遠い昔みたいに感じて、初夏の丸ノ内仲通りを歩きました。