日産ラシーン(ほぼひとりごと(2020年8月19日(水)))
(写真は、日産ラシーン。20年ほど前、日産が輝いていたころに販売され、ヒットした車種です。大事にされていたようで、きれいです。)
もうすこしで、免許を取ってから50年になります。早く、免許を返上しろと周囲に言われています。クルマを運転する機会は少なくなりましたが、もう少しの間は、免許を持っていたいと思っています。
免許を取って10年ほど経ったころ、初代日産パルサーというクルマを買いました。2代続いた日産チェリーの後継で、パルサーヨーロッパというキャッチコピーで販売をされたクルマです。赤いクルマでした。
格好良いというデザインではありませんでしたが、それまでの日本車とは趣の違ったデザインに見えました。当時、人気絶頂だったスカイラインやブルーバードに負けていない存在感があったと思います。
その前のクルマ、3代目カローラは、トヨタのファミリーカーらしい無難なクルマでした。カローラと比べ、全体的に不器用な感じはしましたが、パルサーの方が運転していて楽しかった記憶があります。
その後、日産は、ヒット車のあとに売れないクルマが続いたり、大事な車名をあっさりと捨ててしまったりという迷路のような状態が続きました。日産パルサーのあとは、初めての外車、2代目ゴルフにしました。
バブル真っ盛りのころ、思い切り売れたシーマ現象や、Be-1、フィガロなど、パイクカーと呼ばれる遊びみたいなクルマが販売され、結構ヒット車がありましたが、続きませんでした。
新宿税務署近くの通り沿い、当時のパイクカー、きれいな黄色いラシーンがありました。20年以上前のクルマですが、今でも現役。初代パルサーにも通ずる、すっきりしたデザインは、今でも通用していました。