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時事②日タイ総選挙と自分教
日本が強く良い国であって欲しい。
未来の日本人が「日本に生まれてよかった」と思える国であって欲しい。
心からそう望んでいる。
しかし、そう思えば思うほど、
現状に対する悲壮感が募り、自身の不甲斐なさを痛感する。
とどのつまり、
自分の出来る事を数えながら、
その微かな希望と険しい道のりに思考が至り、
吸い終えたばかりの煙草にまた火をつける。
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2023年タイ王国で行われた下院総選挙は、
過去最高の投票率(約75%)であった。
部外者(外国人)である私としても、
現地の人々の熱気や、どこか落ち着きのない街に引きずり込まれ、固唾を飲んで選挙結果を待っていた事が未だ記憶に新しい。
結果、
タイ国民約半数の支持を得た政党は紆余曲折を経て、敗れた。
「私たちの国に民主主義はない」「立ち上がれ」
過激な議論が飛び交い、この先どうなることやらと憂いたのは、杞憂であった。
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他方、
日本国内では政治と金の問題をはじめ、
数々のスキャンダルと醜態。
「日本が羨ましい」というタイの知人に接する度に、「それは違うんだよ、、、」と説明しなければならないのである。
あちこちの情報に右往左往して定まらないときは、秘かに尊敬している偉人を思い浮かべて、
改めて腹に力を込める。
新撰組副長はこう言うだろう、
「貴様は貴様のやらなければならない事だけを真っ直ぐに見よ、そして実行せよ」と。
最期まで信念を貫いた侍の生き様は、
儚くも明快であったと思う。
いつの時代も国の決定事項は、時の為政者によるものである。
日本国民による最良の結果が導き出され、
未来の日本人が過去を知ったときに、
恥ずかしくない結果と国であって欲しいと願っている。