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【8x9通信】2022年5月号

こんにちは、神戸・西宮・大阪・姫路にある現役エンジニアが教えるプログラミング教室、ハックです!今年のゴールデンウィークはどこかに出かけられましたか?久しぶりに少し遠出をしても良い雰囲気でしたね。私は近場だけど京都観光をしてきました。どこもすんごい人でびっくりしました!
それでは、今月の【8x9通信】をお届けします!

初級Ⅰコース

Sceatch サンプル(すいぞくかん)
Scratch サンプル(森のいきもの)

生徒作品

《レッスン内容》

4月の初級Ⅰのレッスンは、Scratchで「すいぞくかん」「森のいきもの」を作るワークでした。4月からハックに通い始めた生徒さんも多かったので、マウスの使い方、Scratchの画面の説明、Scratchで絵を描く方法など、やさしく、ていねいに、レッスンを進めました。
また、Scratch コミュニティガイドライン(Scratchを使うにあたってのルール)の説明も行いました。これからScratchのレッスン回で少しずつ説明をしていきたいと思います。Scratchをユーザのみんなが気持ちよく使うためのルールで、ネットを使うときのマナーにも通じるものです。

《狙い・成果》

【狙い】
・Scratch(プログラミング)に親しむこと
・ものづくりを楽しむこと
【成果】
最初は、講師の説明にしたがって、進めていましたが、
途中からは、生徒が自分で、考えて、
講師が思いつかないような、魚や、動物を登場させて、動かしていました。
そういう時は生徒さんの顔が、楽しそうで、いきいきとしています。
授業の最後には、生徒さん、一人一人、個性のある作品になってました。

初級Ⅱコース

《レッスン内容》

初級Ⅱクラスは、4月~5月の2か月かけてScratchで作品作りをします。今回は、毎年8月9日に行われる「8x9プロコン」にエントリーできるような作品を作り上げることが目標です。(エントリー必須ではありません)
 ※昨年の「8x9プロコン」の様子はこちら
初級Ⅰと同じく、Scratch コミュニティガイドライン(Scratchを使うにあたってのルール)の説明も行いました。これからScratchのレッスン回で少しずつ説明をしていきたいと思います。

《狙い・成果》

【狙い】
プロコンは作った作品を他の人に見てもらうチャンスです!
色々な人に使ってもらい感想やアイディアを聞くことで「こっちの操作が使いやすいのか」「次はこうやって作ってみよう」など自分では思いつかないような発見ができます。
色々な人に使ったもらった分、作った作品がより良くなり完成度も上がります。
【成果】
「どんな作品を作ろうか?」と考えるところから始まります。
アイディアがいっぱい出てくる生徒もいれば、考え込んでしまう生徒もいます。
どんな人に使ってもらいたいのかを想像してアイディアを出したり、好きなゲームや面白うそうな作品を真似して作ってみることから始めてもらいました。
「作りたいものを具体的に考える」という練習になっていると思います。

中級Ⅰコース

《レッスン内容》

昨年4月より移行した新カリキュラムでは「基礎編」「応用編(共通)」「応用編(選択)」と段階的に確実にプログラミングを学んでいけるようになりました。
1)ブロックプログラミングからテキストプログラミングへの移行を主目的とした「基礎編」は慣れ親しんだ8x9Craftで学びます。
2)次に基礎知識を応用やテキストプログラミングならではのテクニックを学ぶ「応用編(共通)」をp5.js(OpenProcessing)で学びます。
3)テキストプログラミングで出来ることをしっかり学んだあとは「応用編(選択)」として、選択制で数学、アート、音楽、ゲーム、ホームページ、便利ツールなどのさまざまな分野でのプログラミング・コンピュータの応用・活用を経験していただけます。
全体を通して、テキストプログラミングの知識を得るのは当然のことながら、さらに「もしかしたら社会に役立つかも」「自分が作りたいものは、これだ!」を発見してもらえれば幸いです!

《狙い・成果》

※中級Ⅰは初級とは違い、基本的に期間毎の内容の区切りはありませんので、以下は通年の中級Ⅰ自体の狙いと成果となります。
本格的なプログラムをつくるためには、やはりテキストでのプログラミングが必須になってきます。ゲーム・アプリ・業務システム・科学技術研究・ホームページ・その他のIT技術活用やコンピューティングなどのプログラムは、それぞれの用途目的に適した英語ベースのテキストプログラミング言語でプログラミングをします。
中級Ⅰでは、将来、どのようなテキストプログラミング言語を使うことになっても対応できるような、テキストプログラミングの基礎・本質を身につけることを目標にカリキュラムを定めています。
まずは、初級のブロックプログラミングで学習したプログラム3大要素「順次処理」「繰り返し」「条件分岐」を、改めてテキストプログラミングとして学びます。8x9craftならではの「同じ目的を、違うプログラミング言語で実現」を活かして、「あ!英語(テキスト)になったからと言っても、ブロックプログラミングとプログラムの流れは変わらないのか!」という感覚をしっかりと体験します。
その後、さらに本格的なプログラミングの文法や考え方を実践を通して身につけていきますが、淡々と教科書通り的にやっていくのではなく、1つ1つ本質を捉えて問題解決に取り組むカタチになっており、1つの課題に何時間もかかることもありますが「仮説と検証」「Try&Error」をたくさん経験し、根気よく粘り強くやれば必ず問題は解決できることを身につけ、チャレンジすることを恐れない心を育んでもらえるようにしています。また、プログラミングなどの制作作業はチームワークが大事になってくることなどを伝え、コミュニケーションの大事さをプログラミングを通して学びます。これはきっと将来プログラマー以外のお仕事にも活かされていくと考えます。

中級Ⅱコース

《レッスン内容》

【柴原クラス】
4月からWebシステム開発基礎を始めています。
HTML/CSSの基礎から始めて、動くホームページを作るためのJavaScript(中級Ⅰで学習したもの)をフル活用します。
さらには「フレームワーク」というプログラミングの枠組みを活用することで、素早く構築するノウハウを学習します。
4月時点ではHTML/CSSの基礎を学び、JavaScriptでホームページに動的な変化をさせる仕組みを学んでいます。

《狙い・成果》

【狙い】
それぞれで作りたいゲームやアプリなどがありますが、それを作り上げたとして、それを世に広めるためには絶対にホームページやWebシステムが必要になってきます。
インターネット上で「ページが表示される仕組み」の基礎から学び、インターネット上ので情報公開や情報収集を上手にできるようにします。
【成果】
ホームページ上で動作する時計やストップウォッチ作りを通じて、Webシステムの基礎に触れています。
作り方については、未知のことを知るためにインターネットでの検索もフル活用して、実際にトライ&エラーをして作り上げていっています。
インターネットで得た情報のそのままで見かけ上は作れる時もありますが、得た情報の中でも大事なことを見抜くことが必要であると感じてもらっています。
いずれは検索の「きっかけ」を考えることや、情報の「取捨選択」を、自らできるようになることが大事であるとも感じてもらえていると思います。

【この記事を書いた人】

大原 真希 / インストラクター及び事務スタッフ
大学卒業後、神戸の企業でシステムエンジニアとして働き、出産を機に退職。その後母親業に専念し、徐々に自宅でのプログラム請負やパートでの事務職を経験する。現在は大学で派遣スタッフとして働く傍ら、「キッズプログラミングスクール8x9(ハック)」でのインストラクター兼事務スタッフとして働く。プログラミング、データ加工、業務効率化が好き。Excel、SpreadSheetが得意分野。

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