Q「JCBのシェアが伸びると良いことあるんです?」

最初に

この記事は素人の書き殴りです。あと結論らしいものも特に無いです。


日本のクレジットカード各社のシェア率

三井住友カード様のサイトに、各社の特徴とシェア率の掲載があります(2020年時点)

VISA:50.8%
JCB:28%
Mastercard:17.8%

出典:クレジットカードの国際ブランドとは?世界5大ブランドの特徴を紹介
https://www.smbc-card.com/nyukai/magazine/knowledge/6brand.jsp

JCB以外のクレジットカード各社はどうやって利益を上げているのか?

  1. ドル建てで何かを買う、決裁する。

  2. 決済した日のドル円の安値高値を調べ、1で決済したブツが円建てでいくらかかったのか計算する

上記をやってみましょう(提案)

海外に行く時は実質VISAかMastercardになりますが、何とも言えない気持ちにはなれます。
(私は聞きづてなので検証はしていません)

JCBは実質日本国内専用クレジットカードのため、この項では触れません。
(アメックスが使える先では使えますが)


クレジットカードの市場規模

日本経済新聞社の調査によれば、2023年で105兆7272億円のようです。


JCBのシェアが1%上がるとどうなるのか?

JCBのシェアが1%増えれば、単純計算で105兆7272億円の1% = 1兆572億円も動きます。

この額に微小な割合を掛けて経費を差っ引いた額がクレジットカード企業の利益になる訳ですが、それでも結構な額になります。

上記記事でも少し触れましたが・・・外資系で国際連結決算が絡むと、会計がバグって法人税が適切に納められていないケースがあります。

その点、JCBは日本だけで会計が完結するはずのため、バグ無しで適切な法人税が納められる想定です。

結論?

今までは加盟店手数料でJCBは何とも言えない先でした。他と比べて加盟店手数料が高いのを知っていると、決済先の店に若干申し訳なさを私は覚えました。

ここが是正されたことで私のような個体がVISAからJCBに移れば、日本資産国外流出に多少は歯止めがかかるんじゃないかな?というところです。
(素人見解です)

そして、国内だけで膨大な額の資金フローが循環した際の日本がどうなるのか?

変化する箇所と歪みの予測が付けばデカいのを引けそうですが、私には想像付かない領域です。有識者に聞いてみたいところですね。

おしまい