ウォーターフォール開発は悪なのか?

Twitterでウォーターフォールvsアジャイルのお題が挙がっていたので、今回はウォーターフォールとアジャイルを比較してみました。


ウォーターフォールのメリット

営業部の受注チャンスを増やせる

BtoBを前提とします。営業、上流工程担当、下流工程担当が別れている場合

営業 + 上流工程 のメンツは基本設計さえ終われば手が空きます。下流工程以降は、自社の下流担当でやるなり外注に出せば手が空く訳です。

つまり「次の会社への営業+上流工程を並列に進められます。他の方が下流工程をやっている間に、お仕事の受注チャンスの施行回数自体を増やせます」


アジャイルのメリット

自社サービスの場合は、営業部と製造部が別れていません。常にニーズが変化する環境下では、稟議を回す暇なんてありません。

この場合は、顧客のニーズに応えやすくなるアジャイルを採用した方が、意思決定やデプロイが早く済むためアジャイルの方が良いでしょう。


(総括)なぜウォーターフォールとアジャイルでよく揉めるのか?

揉め事の発端の方が、営業部やマーケティング部の存在を無視している方が多いと考えます。

少なくとも

  • お仕事の受注や自社サービスの宣伝は他部署任せ

  • プログラマ目線だけで自分の担当箇所だけ見てウォーターフォール叩きをしている(他部署や上流担当の生産性まで意識していない)

これをやっていると悲しい目で見られるのでやめましょう・・・