メルカリのDIY精神
最近メルカリでせっせと本を購入しているのだけれど、みなさんの迅速丁寧な発送っぷりにいつも感動する。
そもそもまめな方が出品されているのか。なんだか日本のみなさんの生真面目さ、勤勉さ、その美しさを感じている。
梱包の具合も人それぞれで。なんかそれぞれの人となり(とまでいうと言い過ぎだけど)、味わいが感じられて、いい。(基本的に皆さんとても丁寧)
価格も、必ずしも、市場価格を反映しているわけではなく(もちろん、同じものの価格を見て、つまり、二時流通市場での価格を踏まえて販売価格つけられる方が多いとは思うけど)それぞれの人が、わたしのこれはこの値段で、と思う価格を自由につけている感じがある。
売り手それぞれが、自分で「これはいくら」と値段を決めて、
それを「欲しい」と思った人が買い、
売り手が自分で、手元にあるもので、工夫しながら梱包をして、
「よろしくお願いします」「購入ありがとうございます」「発送しました」「受け取りました。ありがとうございます」というようメッセージのやりとりとともに発送、受け取りが行われる。
これを経験するたび、いいなぁ、と思う。資本主義経済システムの隙間で、個人同士がいっときつながり、DIY的に活動している感じが。
発送しやすいロジスティクスの部分の仕組みを価格も含めて作り上げられたことが、これだけ普及している大きなポイントだと思うのだけれど、その配送の部分で配送業者さんが辛い思いをしていないのであれば、なんかものすごくいい仕組みだと思う。メルカリ。
(梱包は全体的にもう少し簡素になってもいいと思うけれど、ここも丁寧さ、気遣い、が溢れている感じがする)
と、購入し、味わいのある梱包を開けるたびに思うのでnote。
(画像は姪っ子が児童館でつくったというポシェット。よくできている)