さがしものはなんですか
楽しみにしていた小沢さんの配信ライブを「見るぞ〜」と張り切って、iPad開いて、airpodsを装着しようとぱかっとあけたら、、、
(注:以下写真は気持ちが落ち着いた今朝撮影)
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このショックと戸惑いたるや。
えーと、、、今日のお昼に耳にして散歩に行ったから、、
あ、今日に限っていつも行かないところに寄り道をしたのだった。
耳からいつ外したか記憶がないけど、、、
うーん、多分あそこ、かなぁ、、。。
とおぼろげな記憶をたぐりよせながら、webで調べた「探す」のアプリで探そうとすれど、迷子になってしまった左耳さんは表示されない。
そして、今朝、早起きして行ってみた。白いから、落ちてたらすぐ見つかるだろう、くらいにおもってたけど、ない。
探すアプリで音を出してみても、手元にある右耳さんから流れ出るのみ。。
一度戻ってきて仕事を始めたけど、諦めきれず、もう一度行ってみる。
でも、ない。
あの高台の、散りかけた桜の木たちのあしもとのどこかにいるはず、なのに、、、。
(散歩中に聴いていたアルバムの曲の停止位置から推察すると場所はだいたいそのあたり、になる。という確認のために同じ音楽を聴きながら同じ散歩コースを今朝再び歩いた)
どうやらなくなった片方だけを買えるらしいので、もう新しい左耳さんを迎えるしかない、となんとか自分をなだめて気持ちを切り替えた。
世の中には、こうやって、はぐれてしまったたくさんのairpodの片割れたちが、道の片隅や、草むらや、穴の中やなんかに、そっといるんだろうなぁ、と思うと、なんともいえず切なく愛おしい気分になった。
あぁ、残念だ。そしてさみしい。
airpodsに限らず、落とし物はそうだけど。
落としたのはちょっとした(?)縄文遺跡の高台だったから、何百年何千年または何万年?たって、だれかが発掘でもして、縄文土器やなんかと紛れて出てきて、「これは??なんだ????」とかって話になったらそれはそれでいいなぁ、と思ったりしてなだめている。
ちなみに、探し物をしているとき、いつも「夢の中へ」を思い出す。そして、慰められる。
「探すのをやめたとき、見つかることもよくある話で」
いい曲だ。井上陽水ってほんとすごい。
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写真は何年か前。父が何かを無くした時の我が家の台所。
「やかんにはちまきして、やかんさまー、やかんさまー、っていうと出てくるっていうで」と母が。このときの父の探し物はでてきたんだっけかな、、、。
(ちなみに私がまだ東京にいて、何かを無くして困っていた、時にもやかんはちまきしてくれていたそう、とこの時聞いた。)
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