ל
僕は、この文字が好きだ。
まず何処の象形文字なのだろうと?ポカーンと口を開けた方が殆どだろう。
まず何語の文字なのかをハッキリさせたい。
ヘブライ文字である。ヘブライ語のアルファベットのとても微妙な12番目に位置しております。
なので一番目だからという安易に好きだと言っているのでは、ありません。
・発音は、ラメッドと発します。※これまた微妙です。
・不定詞で使われる際に英語で言う״to״に置き換えられる。
“ללכת” 「歩く」
“להתפלל” 「祈る」
“לקום” 「立ち上がる」
など動詞の前には、必ずこの״ל״ラメッド様がいらっしゃる。動詞達にとっては、かけがえの無い存在、パートナーという事です。
動くに欠かせないこのラメッド様がヘブライ語の歌には姿形を変えて何度も出てくる。
これが、このラメッド様が私を虜にしてしまった最大の要因です。
それが…。
ライライライライライライライライに潜むラメッド様事件です。
ヘブライソングやハジディックソングには、やたら馬鹿の一つ覚えの様に前奏や間奏このライライが使われる。
要は、言葉に出来ない思いを無駄にこのライライに乗せて歌うのである。
ここまでは、僕がラメッド様を好きになる前の感じた思いなのだ。
だが何故?ライライライなのか?
ここが僕の鋭い着眼点なのだ!
動詞の不定詞で良く使われるラメッド様
動詞?
行動!
挑戦!
に僕の頭の点と点が繋がる!
ドッツコネクティド現象が身体の細胞にイキワタリ!
アドレナリンの泉へとミチビカレル!
あの一度滅びかけたユダヤ人の魂は、このラメッド様の恩恵もあったのでないかと思う。
迫害されても、行動し!
迫害されても、挑戦し!
その背後でユダヤ人の挑戦心を養ったのは、まさしくこのラメッド様だ!と真剣にまとめさせて頂きます。
八木の注解書より
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