私の好きなMC BATTLEの試合
ULTIMATE MC BATTLEの年末の決勝大会は、2005年から、9年間連続して足を運びました。
中でも印象的だったのは、ゲリラ的に行われた、漢と般若によるオープニングアクトです。
この「UMBのテーマ」という曲は、この日に本邦初披露された曲で、般若が「KREVA!?アレは好かんわ!?」みたいな歌詞のところで、オーディエンスは大いに沸いていました。
2005年の第1回のUMBの年末の決勝大会は、新宿ロフトで雨の中行われました、
カルデラビスタが優勝しますが、優勝した後に行うフリースタイルで、『調味料』と、「超、魅了」で踏んで客席をロックしていたのを今でも鮮明に憶えています。
この新宿ロフトでの決勝大会では、オーディエンスの中にいた、オコジョという漢が、ひときわ異才を放ち目立っていました。
オコジョ以外の100人以上いるオーディエンスより、オコジョひとりが応援のために口から出す声量の方が上回っていました。
写真は、オープニングアクトの漢と般若のツーショットです。
私のMY FAVORITE BEST BOUTは、 2005年のULTIMATEMC BATTLEの予選でダースレイダーが優勝した大会で、ダースレイダーが優勝した後に行われた、ダースレイダーと、ULTIMATE MC BATTLEの主催者側の漢 aka GAMIによるエキシビション・マッチである。
当時は、ULTIMATE MC BATTLEの予選で優勝すると、スーパーマリオのクッパのように漢が、ラスボスとして登場してきました。
ダースレイダーは、当時は今ほど漢とは仲良くなく、ふたりは違う畑のMCという印象がありました。
大方の予想を覆し、ダースレイダーが「将来は公園で、子どもたちがフリースタイルをする未来がやってくる!」みたいなラインを織り交ぜ、観衆を感動の渦に包んで圧勝しました。
当時、渋谷のハチ公前で、ダースレイダーと、メテオと、環ROYあたりが、はじめた、ひとつだったサイファーの輪も、今や子どもたちがゲームでなく輪になってサイファーして遊ぶ時代が到来しました。
ダースレイダーの17年前の未来予想図が今や現実のものになりました。