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恐れは燃料。その使い方

今、コロたんが蔓延して
この先どうなるのか?
食べ物がなくなるんじゃないか
仕事がなくなるんじゃないか
死ぬんじゃないかといった恐れが
蔓延している。

多くの恐れの先は
死への恐怖だと思う。

私は震災前から死を体感する朗読会をしている。
擬似とはいえ、動いた感情は本物で、
そこにはたくさんの気づきがある。

だからこそ、言いたい。

恐れは、エネルギーだ。
燃料みたいなものだ。

死は心の奥底にある願望や使命に火をつける。
ぎゅーっとエネルギーが収縮すると
大切なものがくっきりとしてくるんだ。

その大切なものは人それぞれ違う。

家族だったり使命だったり。

恐れは闇を与えて、その大切なものへと導く。

気づかせてくれる。

こうしたかった、ああしたかった、
あの人にありがとうを言いたい、
生きてただけでありがたかった…って。

真っ暗闇で見る一筋の光はものすごく輝いて見える。

すると、恐れのエネルギーは、その光に向かって流れ込む。
変容して、活力に変わる。

もう一度生まれることが出来たら
こんなふうに生きよう、よし!やるぞ!と。

そのエネルギーの流れを知ると

恐れは、その燃料だったということが分かる。
そして、実は私の背中を押すための悪役さんを演じてくれてただけだと知る。

恐れに対しても、ありがとうー!と思えてくる。


地球の法則

地球には法則があって
ギューっと収縮すると

ある瞬間にポンとビックバンを起こして
くるりとひっくり返る。

開く。目覚める。

収縮と拡散、陰と陽の繰り返しが
この地球の生命活動を動かし続けている。

人は座ったら立ちたくなる、
しゃがんだらジャンプする生き物。
止まったら歩み出す。

今、大きく収縮してるということは
次、大きく拡張するだけのこと。

死ぬかもしれないという恐れは
生きたいという道が大きく開いているということ。

これが意識のくるりんぱ。

ならば、たくさん恐れを感じて
大きく生きると決めればいい。
恐れは拡張の方向性を決めてねと問いかけているだけだ。

恐れはエネルギーが溜まっているだけなんだ。

そのエネルギーを、この先、
家庭に使うのか、仕事に使うのか
使命に使うのか、趣味に使うのか
穏やかさに使うのか、奇想天外に使うのかは
全て自由で

方向性が決まったら、
そこへ意識を向けて、待てばいい。

エネルギーをくるりんぱする時が自然とくる。

恐れは、未来の私の燃料となって大きく動きだす。

そんな法則を知ったらさ
たとえジタバタしても、すぐに思い直して
じっくりと感じることが出来るよね。

恐れの無駄遣いはやめよう

ひとつだけ言いたいことがある。
せっかく、エネルギーは収縮して高まっているのだから、
無駄遣いはやめようよ。

変に爆発させて人を巻き込むのはやめようよ。
パニックになって、迷惑をかけるのはやめようよ。

今は、世界的に、淡々と備蓄して
淡々と引きこもって
次のジャンプする先をイメージする時期だと思うんだ。

せっかく溜まってきたエネルギーを
変に発散させちゃうのはもったいない。

それは、次の自分に使おうよ。

種は、春になれば一気に芽吹く。
太陽の光の方向へと芽吹く。

日本人は、原爆だろうが震災だろうが
みんな乗り越えてきた。
コロナだって、ちゃんと乗り越えられるから。
必ず春は来るから。

芽吹いた世界は
今までの常識ではない世界かもしれない。
当たり前が変わってるかもしれない。
コロナが常にある世界が当たり前かもしれない。
食べ物がないことが当たり前の世界かもしれない。

だとしても、

当たり前の基準値は常に変わることを知っていれば大騒ぎせずにいられる。

戦争が当たり前の時代だってあったんだから。
空襲がしょっちゅうくるのが当たり前の時代だってあったんだから。

どんな状況でも、それが当たり前というゼロ基準をポンポンと変えて
いろんな角度から見てみる。

常にその状況をゼロにして
それなりに歩めばいい。

とにかく今は、収縮でエネルギーを蓄えよう。
大地の中で、土のエネルギーを蓄えて待つ時期だと思う。

次はどんな私になろうかなぁと
ワクワクしながらエネルギーを蓄える準備の時期だと思う。

日々、味わって生きよう。

私は混乱を避けるために一足早く備蓄し
自主的ロックダウンをして
もう一週間経ったよー。


「より深い内なる力を見つける機会は
人生が最も困難に思える時にやってくる。
ジョーセフ.キャンベル 」

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