物事の本質

晴れてより
曇りてよしの富士の山
もとの姿は変わらざりけり

晴れていいなぁ
とか
雲っていやだなぁと思うのは
己の心中だけであって
物事の本質は変わらない

例えば
悪い人
嫌いな人
というのは
「自分にとっては」
ということを忘れてはいけないだろから
他人にとっては
良い人大好きな人であるかもしれないし

人もまた
観る目によって様々であります

だからどんな人にも
敬意をもって接することができるように
なりたいなと そう思います。
未熟ゆえ、なかなかできませんが…。

ですので
本質をしっかり見据える力をもって
物事を判断したり
決断していけたらいいなと思います

曇りでも雨でも
太陽が見えないのは
心が太陽の本質を見抜いていないだけで

太陽は
雲の上では
豊栄昇りに(とよさかのぼり)
毎日
昇っているから
変わらず朝のお供えの祭事を
決して欠かさないように
と

神職の駆け出しの
若いときに師よりそう教わりました。

みなさま良いお年を迎えくださいませ