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「マルコが私の体ずっと見ていた」
ふと留学関係なくスウェーデンで日常を過ごしていて純粋驚いたこと、良い意味でショックを受けたことを書いておくマガジンも作ることにしました。私が最初に結構驚いたのは化粧やファッション、それとそれに対する周りの反応でした。なので今日はそれをメインに書いてみようと思います。
乳首の解放
ファッションの中でも特に露出が多いファッションを生き生きと楽しんでいる感じがしました。なんとなく露出の多さは日本だとエロの文脈つきまとう感じがしますが、こっちだと健康的な文脈も含められる感じがしました。
基本的にこっちのブラジャーは日本でいうパッドに当たるものがないのでペラッペラです。なので基本的にはみんなブラジャーなしな感じで普通にいます。ほぼ26年間日本で住んできた私にとっては衝撃をうけました。私は反射的にそれによって性的なからかいをうけたり、嫌なことをされないのかと心配になってしまいました。
友達とTrädgårdenへ行った時の写真
ある日のランチタイムで同じクラスのイザベラが同じチームのマルコが私を性的な目で見てくるという話をしていました。私は内心「イザベラはいつも露出的な服をしているからそれは見られるだろうな・・・」でもそれに対してクラスメイトは「まじありえん・・・!!!!マルコ最低最悪」という反応でマルコはその後ほぼ全クラス女子から総スカン状態になってました。私はそれが乳首がすけてるイザベラのせいにならずに全女子がイザベラの味方をすること、それを全女子がどれだけ深刻にとるかにショックをうけました。私は誰一人も「それはあなたが「エロい」格好をしていたから。」「見られてたなんて被害妄想が激しい。」「マルコかっこいいからいいじゃん。」なんていわなかったことに驚きました。
もみあげを紫に染め直した時
私はそれからこっちのペラッペラのブラジャーやめんどい時はノーブラで過ごし始めました。最高に何も起きませんでした。ブラジャーを付けようとブラジャーを付けていない状態でも変わらない世界がそこにはありました。ただ最初はみんなそれがマナー違反だって分かってるから言ってこない可能性も思っていたんですが、目線すら感じません。「自分がしたい服装をして、そのことが自分のためにその服装をしているって周りが分かっている状態」がいかに解放的か思い知りました。
「すっぴん=だらしない」とならない世界
私は元々日本にいた頃は基本すっぴんで気が向いたら化粧するって感じで過ごしてました。職場の同僚から「明日香さん化粧しないよね。」「朝起きる時間ないの?笑」といわれました。なんとなく「すっぴん=だらしない」というようなイメージを感じて毎日化粧をするようになりました。
気に入ってる厚底ドクターマーチン
スウェーデンにきてからは基本すっぴんで気が向いたら化粧するっていう感じに戻れました。私が化粧しようがしまいがそれに対して何かいうクラスメイト、友達はいませんでした。(たまにカラーアイラインを褒めてくれることはありました。)学校だけでなく今のインターン先の会社でも化粧しなかったことでなんかいわれることは一度もなかったので素晴らしい世界だと思いました。
ファッションでも化粧でも基本スタンスはいい意味で他人に興味ないって感じなのですごく生きやすかったです。(ただそのズボンかっこいいね、そのメイクいいねとかは積極的に褒め合います。)
あくまでスウェーデンのストックホルムに2年ほどだけ留学したアジア人女が体験したこと、思ったことです。
またポツリポツリと書きます。