見出し画像

教員のお金の勉強〜生命保険編〜

保険には色々な会社がありプランも様々です。
どの保険に入った方がいいかという答えは出せませんが、これだけは言えます。

保険屋の言う通りに契約してはいけない

ということです。

私も初任者教員として社会に出た時、保険について深く考えず言う通りに契約してしまいました。
初任の頃に加入した保険と今、加入している保険と比較すると

5年間で約30万ほど損をしました。

そんな私のような苦い経験をしないで済むように、保険についてまとめたいと思います。

そもそも保険とは何かということなんですが、保険は何かあった時の保障のためにお金を払うということです。
例えば生命保険であれば、自分が死んだ時に保険の受取人にお金が入る。そのために月々〇〇円払う、というものです。もちろん死なない限りは受け取れません。

保険を契約する時に大事なのは

① 本当にその保障は必要か
② 保障内容と支払う金額が納得できるものか

の2つだと思います。

保険屋さんから見ると、教員は契約の取りやすいカモです。なぜかというと、保険に関しての知識が少ない。忙しい時間に契約の話を持ち込んで契約してもらいやすい、という点があります。

そして、決まり文句は
「先生はチョークの粉や多忙で体を壊す人が多いから」
「教員しか入れないお得なプランです」

これらの言葉に騙されないでください。
体は誰でも壊す可能性があるし、教員のプランがお得とは限りません。特に教育現場では色々な保険屋さんが教員のための保険を進めてきますが、安易に教員のための保険に加入するのは個人的にはオススメしません。(割高の場合があるので)私初任の頃、考えずに契約してしまいました。

それでは以下に選び方をまとめていきます。

【生命保険】
★ 本当にその保障は必要か
生命保険ですが、20代で結婚もしてない方が死亡保証のための生命保険に入る必要あるでしょうか?
結婚している場合は、家族のためにかける必要はあると思いますが、独身の間は必要ないかと思います。

★ 保障内容と支払う金額が納得できるか
① 死亡保障で3000万が受取人に支払われる終身保険(月々約5000円掛け捨て)
② 死亡保障で月20万円が60歳まで支払われる(月々約3000円掛け捨て)

ここで考えないといけないのは、お金が必要なのは働き盛りで家族を残して亡くなってしまった場合です。
①の保険は終身なので30代で亡くなっても80歳で亡くなっても3000万円受け取れます。しかし、30代で家族を残して亡くなって3000万円で足りるでしょうか?また、一気に大きなお金が振り込まれると、心理的にコツコツ使うことはできるでしょうか?

②の保険は月々20万が受取人が60歳になるまで振り込まれます。仮に30代で亡くなるとトータル約7000万入るという計算になります。確かに60歳に近い歳で亡くなると受け取れる額は少なくなりますが、遺族年金などの保障も含めるとカバーできるので、働き盛りの年齢を軸に考えるのがベターかと思います。

どこの保険屋さんがいいかということまでは職業上お伝えできませんが、今はネット保険もたくさんありますし、保障内容や金額を比較するサイトもあるので調べるのがいいかと思います。

保険は人生プランをイメージして逆算する

これが私の失敗から学んだ保険の考え方です。

参考になれば嬉しいです。

いいなと思ったら応援しよう!