【003】事務所の体制について
内藤 土地家屋調査士 事務所の内藤です。
今日は、当事務所の体制についてお話しします。
当事務所は私、内藤が代表を務めていますが、
もう1人パートナーとして測量士とタッグを組んで仕事をしています。
今日はそのパートナーをご紹介します。
パートナーは、測量を幅広く経験しています。
こんな感じの人で田中といいます。
測量士でもあり、気象予報士でもあります。
測量作業においてベストの日は、温度や湿度の変化が少ない曇りの日ということです。
(最も誤差の影響が少ないのが曇りの日なのでしょうか)
そういった意味では、気象予報士の資格を持つ彼がいれば、
どの時間帯が測量に適しているのか、そのベストタイミングもアドバイスしてくれます。
彼とは高校で同級生、大学では同じ学部で席を並べて学んだ仲です。
卒業研究は、彼は測量学で私は構造力学を専攻しました。
社会人へのスタートでは、私は行政への道に進み、彼は建設コンサルタント(調査・測量・設計)へと進みましたが、ともに測量という共通項目を持ちながらではありましたが、官民といった全く異なった立場で長く付き合い続けていました。しかし、業務上での接点は希薄でした。でも、お互いが気さくに何でも話しができる良き人生の応援者といった間柄での長い付き合いがありました。それが共に定年まで勤め、今も士業事務所の中でかかわっているのだと思うと、人生で巡り会うべくして出会った運命的な人物であったように感じています。
彼の詳しいプロフィールは、当事務所Webサイトをご覧ください。
私が土地家屋調査士事務所を開設する準備の段階から、
彼がパートナーとして協力してくれることとなりました。
私が士業事務所の組織運営と測量に対するこだわりと思い入れがあるように
彼にも現場や測量に対する確固たる信念があります。
なので時には測量に関して、現場に入る前の準備、作業手順や測定誤差の処理方法などについて、議論(こだわりのぶつけ合いを)することもあります。でも、以下の点ではお互い一致しています。
依頼者の信頼に応えられる成果品を納品することを目指す。
測量結果については、成果品として将来的にも活用され得る高い精度を目指す。
測量の理想はあくまで真値の追求であり、その「真値」に近づけることを目指す。(ここには、機器準備、現場ノウハウ、計算方法、誤差消去法などの事項を積み重ねて目標を目指すことになります。)
これまでのキャリアを通じて得た経験や知識、知見を持ち寄り
お互いを補完しあうことで、より良い仕事ができる。
2人で仕事を行うとはそういうことだと思っています。
パートナーの田中とはこれからも意見交換しますし、たまにはビールを飲み交わしながら議論もしていきます。引き続きよい仕事をしていけたらと思っています。
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