かこさとしさんの思い出
子育ては母親任せだった私が、自宅で時々目にしていた「だるまちゃん」の絵本。
4人の子供たちは既に親として又社会人としてそれぞれの生活をしています。
今はだるまちゃんと○○が孫たちの愛読書になっています。
「だるまちゃんとうさぎちゃん」は、1972年12月福音館書店より発刊されています。
改めて、作品を調べてみると、虫歯予防やカレンダー等の幅広いタイトルが見つかりました。
加古先生の幅広い年齢の子供たちに対する温かなまなざしと、幼少期から青年になる道しるべ、更には大人達へのアドバイスが詰まった作品の数々で有ることを、「真に愛だ」と感じました。
加古様というお客様が、折々に料理のご注文をして頂いていることは、わかっていましたが、その方があのかこさとしさんとは繋がっていませんでした。
2018年のある日、NHKさんから連絡があり、中井貴一さんが軽妙なナレーションをしている夕刻の人気番組「サラメシ」の中で、先生が好きであった鉢の木の日本料理仕出し(ケータリング)の収録をしたいとのこと。
その時、はっきりと加古里子さんが、ご注文をいつも頂く「加古様」だったことが繋がり、あーそうだったのかと思ったことが思い出されます。
今度放映があるから見てねと何人もの友人にメールをいれたことを思い出します。
無事収録、放映となり少し自慢したいような思いにもなっていましたが、今回は「月刊MOE4月号」で特集を組まれ「未来へつなぐメッセージかこさとし」として発刊されるとのこととなりました。
まさに爺さんの私が、子や孫に伝えたい何かを、この絵本が代弁してくれるとの思いと、鉢の木が今まで大切にしてきた思いが重なり、ここにご紹介させて頂く事としました。
もうじき70に手が届く私が、若い社員の後押しで、noteに綴る第二弾です。