![写真_2019-10-06_20_59_03](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/14951941/rectangle_large_type_2_bd08f72e5fc00103a725cf1f6682de7d.jpeg?width=1200)
ゴミゼロフェスタが開催されました
◾️食品ロス削減推進法施行◾️
◾️ゴミゼロフェスタが開催されました◾️
「ゴミゼロプラン静岡」市民ネットワーク 主催の ゴミゼロフェスタもったいない市にボランティアとして参加して来ました。自分ちで使わなくなったものを、他の誰かに使ってもらいゴミを減らそうという取組みで今回が29回目。事務局の壺阪さんは30年近くも自宅で出た生ゴミを市の回収ゴミに出していないという方なのですが、先日参加した気候変動問題のリーダ育成プログラム The Climate Reaity Projectのシンポジウムで、地球環境ファシリティ統括管理責任者(CEO)兼議長の石井菜穂子氏から食料をどう生産するのか、何を食べるのか、食べた後のフードロスをどうするのかという、フードシステムと、住み方・生き方・暮らし方が反映される土地利用の問題をきちんとすることで、気候変動の3割は解決できると発言がありとても印象に残りました。
世界で生産される食料のうち、3分の1が廃棄されているという実態。食品廃棄・フードロスによって排出される温室効果ガスは約33億トンで、一つの国としてみた場合に中国、アメリカについで3番めに多いことになるそうです。作物としては稲などの穀物が最も影響があり、国(地域)としては中国・日本を含めたアジア先進国が一番多い排出量を占めるそう。コンビニでの発注システムと廃棄の実態、近年では恵方巻きやクリスマスのケーキなどが大量廃棄されることが社会問題として注目され量販店や消費者の意識も少しずつ変わりつつあります。
消費税率アップの陰に隠れてしまっていますが、10月1日から食品ロス削減推進法が施行されました。単なるもったいないから食べ残しは止めようという個人努力だけで終わるのではなく、気候変動対策と同じで、社会の構造や働き方も含めた私たちの生き方を変えられるかが重要なんだと思います。