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【実話怪談ですよ11】第三の眼(サードアイ)
数年前に出会った僧侶…その時は一般人同士だった、今も仲間の一人の話を思い出したので、覚えている範囲だけでも書こうかと思います。
妙蓮(仮名)さんと出会ったのは、確かコロナという名前が広まった年でした。妙蓮さんとお話ししたキッカケは忘れましたが、これから僧侶になるべく修行する準備のための買い物に来ていたと言っており、一緒に色々と買い物をしに行ったのが思い出です。
第三の眼(サードアイ)
オデコの真ん中で、やや眉毛の上にあたるところがあるじゃない?
コンビニで飲み物・おにぎり・おやつなどを買って、店の外に設けられた飲食できるカウンターのような場所で、気軽で低予算で楽しめるランチを二人でしていた。そんな時に彼女が教えてくれた話でした。
ここがムズムズしたり、誰かにグイグイ親指で押されているような、なんかこじ開けられているような感覚になることが時々あるねん。1回、病院で検査受けた方がいいのかなぁ?
私がオデコのある部分をツンツンと指先で示して、話をする。
それまで食べて、笑いながら、妙蓮さんのお買い物を大きなバッグに入れ直したりしていた時にその話をしました。
コレ10年ぐらい続いてるねん。気持ち悪いねんなぁ…。
そう言うと、妙蓮さんがハッとした顔で私の顔を覗き込んだ。ジーっという音が聞こえそうなぐらいの視線を感じた途端に、彼女はニコリと笑った。
大丈夫じゃない?もう見えていると思うんだけど…。
教示してくれたこと
あの時、初めて「サードアイ(第三の眼)」と言う言葉を知りました。私の無知は今に始まったことではないのですが、妙蓮さんのお話はとても神秘的な物語のように今でも残っています。
私が彼女を今でも好きなところは、だからと言って宗教勧誘やスピリチュアルな世界を絶対的な考えとして進めることをしません。ただ私には国や地域、時代によって呼び方が違うが、それはずっと昔から認識されているものであること。本来、人間にはそれが備わっているが、文明の進歩と共になのか…いつの間にかそれらを失ってしまった人間が多いことを教えてくれました。
恐らく、「サードアイ(第三の眼)」と呼ばれるものは、そもそも生きとし生けるものは持っているのだと思います。それが直感・インスピレーションだったり、頭では理論的に理解しているものであったとしても…それが自分や家族などに対して悪・マイナスとなるものに対して察知するのだろうと考えています。
何故なら古今東西、たくさんの記録や人々から聞くことはでき…。
それをはっきりと異次元的なことで認識・理解するのか、現実的な何かで認識・理解するのかの違いかもしれません。
この続きはまた…
さてさて、私に色々と教えてくれる妙蓮さんとのお話はまたいずれ…。
もちろんこの後、妙蓮さんは無事に尼僧さまになられたのですよ。
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【実話怪談ですよ12】限界集落に引っ越す
八山さん家の怪談
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(注意)
この作品は八山家の怪談…八山法龍が個人的に体験したことや聞いたお話になります。登場人物などは特定されないよう、偽名・イニシャルなどを使用しています。また場所や地域・ご神仏などを特定されないためにしておりますので、これを読んで勝手な憶測で他人様のご迷惑などないようによろしくお願いいたします。