(ライター講義提出課題)夕方のベル、少し早く鳴るのを待ってる|嵐「ROMANCE」
友達が持ってきた雑誌に載っていた相葉雅紀の笑顔に完全に魅了され、とりあえず嵐の曲が聴きたい!何か買うんだ!と息巻いて向かったCDショップにあったアルバム「One」。店頭にアルバムは何種類も並んでいたが、その中で
このアルバムを選んだ理由はただ一つ。「え〜♡このジャケ写の相葉君がかっこいい♡」それだけ。
だが100%相葉雅紀のビジュアルで選んだはずのアルバムで、「ROMANCE」と運命的に出会ってしまう。
当時使用していたCDプレイヤーの表記がTrack3になった瞬間、ドラムとシンサイザーの音が盛大に鳴り渡る。まるでパレードを彷彿とさせるそのイントロは、踊り出したくなってしまう。し、なんなら何回か踊ってみたこともあった。
〈夕方のベル 少し早めに鳴った思いを告げる時がきた〉
歌唱力に定評のある大野と二宮の歌い出しから始まり、主人公がソワソワしている様子が伝わる。そのソワソワぶりに、私はこの恋はどうなるものかと惹きつけられた。だがしかし、私が特にこの曲に心を鷲掴みされたのは2番目の歌詞とメンバーの歌唱だった。
<楽しいときは あっと言う間にすぎる(大野)>
<追いつけない 追い越してゆく(二宮)>
<太陽は沈み(松本)>
<星はまたたいて(相葉)>
<僕の気持ち 立ちつくす(櫻井)>
なんだか切ない歌詞たち。そしてメンバーも憂いを含んだ声でそれを歌い上げる。声質や歌い方の癖が異なる5人が五月雨式に歌うことで、曲をより一層深みのあるものにしていた。
「ROMANCE」は切ない歌詞ながらもメロディがとにかく弾けていて、なんだかこの曲みたく辛くても思い詰めずに楽観的に生きようという気持ちになれる。今でもヘビーリピートしている、大好きな曲だ。最近は歌詞に沿って夕刻に聴くのがお気に入り。
ところで、私は今でも「思いを告げる」の結果が気にな
っているのだが、笑顔が素敵なあの子との関係は進展した
のか、それとも振られt・・・?
アーティスト名:嵐
収録アルバム:One
曲:ROMANCE
発売日:2005年8月3日
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