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【ラッシュリンクス】天使杯2024年8月【消えたアイスザーク】

皆さんこんにちわ。あぱっきーです。
というわけで来月に迫ったWCS。
新段が出てどんなデッキが活躍しているか見ていきましょう。

今回は天使杯の結果に加えて、いかふらわーさん主催のプレWCSも参考にしつつ見ていきたいと思います。
それではどうぞ

今期の環境について

今回は通常のに加えて、圏外だけどWCSで活躍しそうなデッキについても
記載しております。

天使杯入賞実績

優勝
セブロ2回
サイキック1回
最強連携1回

入賞数(ベスト4)
サイキック 4
サイバース3
最強連携・帝青眼・セブロ 2
幻竜・オバロ・デスドゥーム 1

各大会結果
17回 優勝セブロ   準優勝サイキック  3位サイバース サイバース
18回 優勝サイキック 準優勝デスドゥーム 3位サイバース サイキック
19回 優勝最強連携  準優勝帝青眼    3位サイキック オバロ
20回 優勝セブロ   準優勝帝青眼    3位幻竜族   最強連携

大会結果より

シェア率はどの大会もサイキックが1位、次点で帝青眼という状況が多かったにもかかわらず、19回以降はサイキックの入賞が減り、帝青眼が出てくるようになりました。17回と20回のセブロ、19回と20回の最強連携の使用者はそれぞれ2名しかおらず、デッキパワーの高さがうかがえます。
考えられる要因としましては、帝青眼はリソース勝負に持っていきやすく、ロングゲームに弱いサイキックなどのデッキに対して強く出れるため、その点で評価が上がったと予想されます。
その青眼対して、序盤からダメージレースを有利にでき、サイキックに対して速攻を仕掛けることができるセブロの立ち位置はかなり良く、アクセルも優勝回数が多いといった結果になっています。

そういった中でどのデッキに対しても明確な不利が生まれていないのが最強連携といった印象です。

親の顔より見た

ただ、1強かといわれるとそうではなく、最強連携は平均と上振れの差が他デッキよりも大きくないため、平均80点みたいなデッキです。
そのため、相手の120点の動きなどに対しては後れを取る部分があり、その点が他デッキよりも弱い要因と感じます。なので不利はないが相手の上振れ次第で負ける可能性があるといったデッキです。

WCSメタ枠について
WCSではキャラ・スキル・カード被りが起きないように5つのデッキを選択する必要があります。
そのため、ある程度使用デッキが絞られるのを予想し、SやAに有利の取れるデッキが採用される場合があります。
その中で採用されそうなデッキたちを今回上げました。
それぞれ以下の役割での採用です。

レゾナンス:魔法・罠に頼ったデッキ(ドゥーム・火麺・サイキック)
火麺:燃眉之急が刺さるデッキに対して(最強連携・サイキック)
幻竜族:サイキック族
GS:ドラギアスが刺さるデッキに対して(サイキック族・アクセル)

各デッキ紹介

最強連携

展開の安定感 :☆☆☆☆☆
2500の突破力 :☆☆☆☆☆
上振れの出力 :☆☆☆
守備3面の回答:☆☆☆☆

できることが全部強く、いまだに環境トップといった印象。
明確な不利も存在せず、このデッキのみ後攻2ターン目からダメージを狙う要求値が低く速攻を仕掛けることができます。
そのため、サイキックのような序盤の準備が必要なデッキに対して強く出ることができます。
また、メインギミックでデッキ回復手段を持っているため、ロングゲームにも強く
逆転を狙えるシーンも多いです。

サイキック

通常型
Melo:D3枚採用型

展開の安定感 :☆☆☆☆
2500の突破力 :☆☆☆☆
上振れの出力 :☆☆☆☆☆
守備3面の回答:☆☆☆☆

魔法を貯めてワンショットを狙うコンボデッキ
強力なスキル+モンスターが追加されたためかなり立ち位置が良くなってきています。複数の魔法を絡めつつ、1ターンで3000以上のダメージを与えていくのが基本となります。
上振れれば相手の魔法罠をすべて除去しつつ6000削り切れたりとポテンシャルを秘めているデッキです。ただ、魔法を多く入れる性質上、どうしようもない事故に出くわすことが多いため、そのケアのためにLegend魔法を不採用にして下級を増やす型も増えてきている印象です。

サイバース

展開の安定感 :☆☆☆☆☆
2500の突破力 :☆☆☆☆☆
上振れの出力 :☆☆☆☆
守備3面の回答:☆☆☆

上級の出しやすさに加えてマキシマムの上振れなどの強みがあるものの
ドゥームやサイキックに不利なため、少し評価が低くなっています。
今期はサイキックやドゥームのような受けて戦うデッキが増えたのもサイバースがきつい要因と言えるでしょう。とはいっても微々たるものですが。

デスドゥーム・レクイエム

通常型
罠型

展開の安定感 :☆☆☆☆☆
2500の突破力 :☆☆☆☆
上振れの出力 :☆☆☆☆
守備3面の回答:☆☆

サイバースやGSのような素直に毎ターン攻めてくるデッキに対して強いです。また、サイキックに対しても大きな不利を背負っておらず、かなり立ち位置が良いです。サイキックは伏せた魔法を絡めないと大ダメージが狙えない+魔法がたくさん手札に来ると事故につながりやすいのもあって魔人の熱風が強く刺さります。そのため、サイキックも見れる通常型の方が流行っている印象です。

セブンスロード・アクセル

展開の安定感 :☆☆☆☆☆
2500の突破力 :☆☆☆☆
上振れの出力 :☆☆☆
守備3面の回答:☆☆☆

高打点によってダメージレースを有利にしていくデッキ。
セブロソーサラーの登場で後半もセブロを絡めた展開がしやすくなりました。トルネによってダメージ面でも安定感の高いデッキです。ただ、2400以上が並ぶデッキやグレイモヤにかなり弱い点などが評価が低い理由になります。刺さるデッキには刺さるデッキです。

水族

展開の安定感 :☆☆☆☆
2500の突破力 :☆☆☆☆
上振れの出力 :☆☆☆☆
守備3面の回答:☆☆

マキシマムに対しての回答が少ないですがそれ以外のデッキであれば無難に戦えるデッキ。
有利の広げやすさやボード処理に特化したデッキでディアンケトの回復効果やスキルによって差を少しずつ広げていきます。
ただ、ダメージを出す手段がない+回復は余裕があるときのみのため、一度相手に有利を取られるとそのまま返せずに負けといったケースが多いです。

帝青眼

展開の安定感 :☆☆☆☆
2500の突破力 :☆☆☆☆
上振れの出力 :☆☆☆☆
守備3面の回答:☆☆☆

高打点を安定して供給できるデッキ。
ヴィルヘルの登場によりレベル5以上を多く入れても以前より事故が起きにくくなったうえに、相手の盤面に依存するものの、モンスターの除去も行えるようになりダメージが通しやすくなりました。とはいえ相手依存の点が多かったり、ヴィルヘルだけだと攻撃力2500以上のモンスターが突破できなかったりと課題は多いデッキです。
WCSでは粒子加速の枠がサイバースとかぶったり、エッセルやシエスタの採用をしたかったりと他デッキと部分的にかぶるのが多く、選択肢に入れるのは難しくなっています。

オバロ

展開の安定感 :☆☆
2500の突破力 :☆☆☆
上振れの出力 :☆☆☆☆☆
守備3面の回答:☆☆

トップ解決で勝ちを狙えるデッキ。
環境トップのデッキのゲームスピードが少し早いのもあり、早期でマキシマムを狙っていく必要がありますが、それ以外のデッキではゆっくりと戦えるためある程度有利が取れます。現在だとサイキックを強く見るのであればMelo:Dを突破しやすい通常型の方が強い印象です。
環境トップに対してはどうしても運に頼らなければならない点や、無力化を除去できるか否かで勝率が大きく変わる点が評価が低いポイントです。

逢魔戦乱

展開の安定感 :☆☆☆
2500の突破力 :☆☆☆
上振れの出力 :☆☆☆☆
守備3面の回答:☆☆☆

かつての環境トップ(存在しない記憶)
少ない手札から多面展開を行えるのが強みです。下準備が整えば手札3枚から3000と2600を立てることができ、益荒男を添えることで貫通効果も狙うことができます。
ただ、下準備に少し時間がかかるため1ターン目は他のデッキよりも出力が落ちる点が弱いのに加えて、スキルを使用する場合は毎ターン生贄を用意する必要があったりと初動の面で安定感にかけるため、環境トップまではいけませんでした。

WCSメタ枠

ここからはWCSで活躍しそうなメタデッキについて話していきたいと思います。

レゾナンス

有利デッキ:サイキック・ドゥーム・火麺・アクセル
スレイヤーによる魔法罠破壊やドラギアスの刺さるデッキに対して強く
他のデッキと被るカードが少ないのが魅力です。
速攻を仕掛けるというよりかは堅実にスレイヤーでリソースを刈り取っていく感じです。そのため、魔法罠に頼っているデッキに対してはめっぽう強く出ることができます。ただ、下級が少し弱いためどうしてもメタ対象以外では活躍が難しいといった印象です。

火麺

有利デッキ:最強連携・ドゥーム・サイキック
バーンをメインとし、最低限の攻撃のみで勝利することができるデッキ。
規制されたものの、罠の刺さり方によっては依然強いデッキです。
特に燃眉之急は強力な1枚でこのカードの刺さり方によって大きく有利が生まれます。罠を多く使う性質上、早期にこのデッキを見せてしまうと他のデッキの罠が割れてしまう可能性には注意が必要です。

幻竜族

有利デッキ:サイキック
くそピンポイントなメタになりますがほぼ勝ちが見える対面です。
サイキックは4400以上の打点を出すことがほぼできないため、カベータを出しつつ効果で1ドローされると死者への手向けぐらいでしか突破はできないです。そのため、サイキック対面では実質エクゾディアとなります。
とはいえ他デッキに対しては強くないので採用されるかは怪しいです。

GS

有利デッキ:サイキック・アクセル
ドラギアスが刺さるデッキに対して有利です。
刺さる対面が少ないものの、ある程度ドラギアスが何とかしれくれるのも魅力の点です。
ドラギアスさえ出せれば強いので右手に自信がある人は入れてもよいデッキだと思います。
エッセルが被りやすい点には注意が必要です。

まとめ

というわけでいかがだったでしょうか。1周年が立ち、その節目としてWCSが開催し、いろいろな気持ちが押し寄せてくる今日この頃です。
WCSでどんなデッキが活躍して、誰が優勝するか楽しみですね。

天使杯を主催している関係上、出場選手とのかかわりが多く、どの方も優勝してほしい気持ちですね。出場される方は悔いの内容に戦っていただければと思います。

私事ですが、note書き続けて12か月目です。あと1か月頑張っていきたいと思います。
天使杯もよろしくね。それでは~。

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