WAIS- IIIを受けた話[2:受けるまで]

前回のまとめ

・ADHDだと疑ってWAIS-III受けようとしたよ

・親の同意必要で挫折しかけたけど先生が上手いこと言ってくれたよ

・受けるまでの何回かカウンセリングが必要だよ


というわけでカウンセリング

今悩んでることだったり、自分の今までだったりを1回目で話した。次週からは定型文として「今週はどうでしたか?」から入りそれぞれ深掘りされたりした。

基本的には肯定してくれるので話しやすかった。あと、つまりこういうことなんだね、と纏めて再確認してくれるのでやりやすかった。最初はぎこちなかった会話も段々とフランクに。何度か面会約束忘れてしまったけど、優しかった。怒られなかった。

それでもカウンセリングの中で、涙が止まらなくなったり、鼻水がズルズルになったりもした。小中高時代の辛かったこととか。自分の悩みを打ち明ける時とか。

実は高三の頃精神科に一時期通っていたことがある。その時はADHDよりも社会不安障害を疑っていた。この時も1回目親に黙って通ったな.......。親に黙って通って、でも罪悪感とか色々あって何故か一番最初に親戚に打ち明けた。

受験疲れと前からの悩みで、本当にギリギリだった。そして、大学は実家から通えないところを志望していたので一人暮らしか、大学の先生とは仲良くしたいとか思い、それまでに治しておきたくて通った。

具体的に、電話に出れないかけれない、公衆のトイレを使えない(大は絶対にできない)、職員室に行くと勝手に体が震えて頭が真っ白になる、教師と話すと体が震えて感覚がなくなり頭が真っ白になる、人に見られながら書類を書けない、テストは受けれないわけじゃないが苦痛。

結局、実家を出るまで薬の力を頼ってもダメだった。

このカウンセリングの中で、自分の経験を含め自身のことをカウンセラーさんに晒しだす。自分の今ある悩みも全てぶつける。

変わらず「今週どうでしたか?」と聞かれたある時、サークルの飲み会を予約しなきゃならない上に電話予約しか扱っておらず、どうしても電話をしなければならない今週だった日があった。「電話無理なんです」と悩みを打ち出した時、カウンセラーさんに「今ここでだったらできる?」と聞かれた。

間違ってるか間違ってないかが不安の元だったので凄く安心した。最初はえ、でも......とか渋ってたけど、なんとかその場で電話できた。

これが、克服への一歩となった。今では、まぁ必要な時以外は滅多にしないけど、少しはできるようになったぞ!!!!!!いえ〜い!!!!自分から電話をかける時が来るとは!!!

というわけで、日々の悩みや自分の昔のことを打ち明けつつ、カウンセラーさんとの話は進んで行く。ちゃんと話したくないことなら聞かざるしてくれるし、私は嬉しい。

というわけでWAIS-III受けるよ!


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