第８６回「１人目の「ない」とか「できません」を鵜呑みにするな」

メールマガジン「B-Search NEWS　2019年8月2日分」に寄稿した文章です。

以前、ちきりんさんがこんなことを書いていた。

「買い物にもセカンドオピニオンが必要な時代」
http://cozalweb.com/s/11

要は、１人目の店員で満足いく回答が返ってこなかった場合、それを鵜呑みにするなということである。

こんなことがあった。映画館で、人気作品だと予約が必要である。いつも行く映画館で一度、予約せずに行ったら入れないことがあった。仕方なくあきらめて、家で映画館の予約システムを開けてみると、

案の定、車いす席の予約は出来なかった。

どうすればいいか映画館に問い合わせたら、直接電話してもらえば介助者分と合わせてお取り置きしておきますとのことだった。それは３年前のことで、そのときに電話予約でいくつかの映画を鑑賞した。

また最近になって、公開直後の人気作品を観ようと映画館に電話したところ、「電話での予約は出来ない。前売り券を買ってくれ」と言われた。

そんな馬鹿なと思ったが、その場では言わずにあとからメール問い合わせたところ、特にシステムやルールは変わっておらず、予約出来たのだった。

なかなか手間のかかる時代にもなってきたのだろうか。