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亡き友人に逢いたくてダウジングをしたら低級霊に遭ってしまった話:前編
シンクロニシティ物語・第二章(通称:シーズン2)、続いては「幽界(幽霊の住む世界)」についてのお話です。
といっても別にホラーな話を書きたい訳ではなくて、
私たちが住むこの地上は幽界と重なっているということ、そしてそれは想念の世界であり、「そこに意識をフォーカスしなければ幽界はどんどん消滅していく」のだということをお伝えするための記事です。
「その手の話はちょっと苦手」という方のために、動画や写真などは(袋とじの意味で)次回公開する後編の有料部分の方に掲載させて頂きます。
※後編の記事自体は無料で全文読めますので、特に写真を見る必要はないよという方は、ぜひ無料部分だけお読み頂ければ幸いです!
※ 地球に住む私たちの不思議な物語(第二章)【マガジンまとめ】
▶Amazing Grace~集え!新しい時代の仲間たち
※シンクロニシティ・ストーリーズ(その1)はこちら。
▶シンクロニシティに導かれた「人生の転機」①【お茶会編】
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ミディアムとしては万年劣等生の私、トランスや自動書記は苦手だった
スピリチュアリズムのフィロソフィー(霊的真理の学び)と並行してミディアムシップのトレーニングもずっと続けてはいる私ですが、
こちらの方は万年劣等生といった感じで、いつまで経っても一向に進歩しません(泣)
なので亡き友人、瑛人くんとの直接的会話は未だ実現せず……。
(まあ身内とのコンタクトはプロのミディアムでもかなり難しいのですが)
時々、ふっと夢やヴィジョンに現れてくれることはあるものの、意識的に通信を取ることはほとんど不可能な状態です。
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私がトレーニングを受けていたミディアムからは、
「夕貴さん、彼と話したい?パソコンのキーボードで自動書記を練習してみたら?」と言われたこともあるのですが、それもやっぱり(何度かトライしてみましたが)そう簡単には行かず。
スピリットに完全に身体を委ねるフルトランスも、ある程度のトレーニングは受けたものの、やっぱり彼との通信は実現しませんでした。
(私自身がフルトランスに恐怖心を持っているようなので、そんな状態でうまく行くはずないですよね)
結局、プロのミディアムを通して霊界通信セッションをお願いするしか、彼とのコンタクトは取れないのだと 半分諦めていたのです。
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仕事道具として日常的に使っていたペンデュラム
そんな時、仕事道具としては日常的に使用していたペンデュラムにふと目が留まりました。
「これで通信が取れないだろうか……」
単なるイエスorノーや合う合わないを調べるだけなら特に問題もないペンデュラムも、文字盤を使ってのダウジングとなると、かなり危険なことは私にもよく分かっていました。
原理はこっくりさんと全く同じ。
西洋ではウィジャボードなども普通に売られていますが、半トランス状態でスピリットの接触を許してしまうことが低級霊の憑依を招き、危険な場合が多いのです。
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※危険なので絶対に真似しないでください。
それでも、どうしても彼とコンタクトしたい一心で、私はダウジングを決行してしまいました。
彼の希死念慮を知っていながらどうにも防げなかったことが、私の中でずっと、とても大きな後悔の種になっていたのです。
今ならそれこそが「自分のエネルギーを落とす」原因になっていたのだと分かるのですが、当時の私は悲しみや後悔が大きく心を占めていて気付けなかったんですね。
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最初は本人だったのか、それとも最初から「成りすまされていた」のか?
開始前にはきちんと霊界への祈りと波動を高める手順を踏んでいたのですが、
練習三日目に「これはどうやって動かしているの?念力?それとも私の身体を使っているの?」と彼に質問したところ、思いがけない答えが返ってきました。
「もしいたすらならとうする やはいよね」(もしいたずらならどうする ヤバイよね)
実はこの前日、練習の最後の方で、今までうまく行っていた通信が突然乱れ始めるということがあったのです。
(それまではちゃんと理解出来る会話になっていたのですが、最後の方でペンデュラムが示した内容は何だか意味不明でした)
「いたずらなの?」
「YES
もうこんやかきりにしたほうかいいよ
めんとうになるまえにやめたほうかいいよ」
「じゃあ昨日のメッセージは誰が言ってくれたんですか?」
「えいと」
いつも通信開始時にはコンタクトしてくれているスピリットの名前を聞き、毎回そこにはちゃんと彼の名前が示されていました。
ただ、それが本当に本人によるものなのか、それとも彼に成りすました浮遊霊によるものなのかは、よくよくきちんと識別する必要があると思います。
「瑛人くん?本当に言ってくれたの?」
「YES」
「ちょっと私が納得するまで付き合って。このダウジングを続けると何か問題が起こるの?」
「もんたいかおこるよ」
問題が起こると言われてしまっては、もうこれ以上続けるのは止めざるを得ませんでした。
ーーが、それから数か月が経った頃、時々私の目の前を小さな金色の光の玉がスーッと横切るようになりました。
その光の玉はただの金色ではなく、あまりに光が強いために周りに黒い縁ができるほどの眩しい金色でした。
「もしかしたら、この光の玉は彼かもしれない」
そう思った私は、何か伝えたいことでもあるのだろうかと、ついダウジングを再開してしまったのです。
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参考までに、警告が記されている本の中の一節を…
参考までに、こうした試みについての警告が記されている本の中の一節をここに書き出しておこうと思います。
(私自身もそれを念頭に置いておくこと、という自戒の意味を込めて)
二日後に、私は再びペンをとって、便箋の上に置いて祈った。ほとんどその瞬間にペンが動き出し、そして一つの警告に私は驚かされた。私は心霊的なことに全く無知であったため、この種の事柄に危険が隠されているのを知らなかった。
(中略)
「それは、こちらには、きみを悪い手段に使おうとする連中がいるからなんだ。これが警告の理由だよ」
(中略)
こちらの世界と同様に、向こうの世界にも明らかに馬鹿げた悪戯な人間がいるようで、彼らはただ自分が後に残してきた世界と接触したいという思いだけなのだ。したがって、単なる実験として自動書記を行なうことは賢明ではない。
『ゴードンより愛をこめて~自動書記による他界との通信』
グレース・ローシャー著/中央アート出版社
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再開後の会話のピックアップ
この再開後の通信相手は、瑛人くんに成りすました低級霊(浮遊霊)です。
(ダウジングの実際の様子は、次回公開する後編の有料記事部分に動画を載せておきますので、興味がある方はぜひそちらをご覧ください)
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※実際はすべてひらがなとYES-NOのみの文字で示されていますが、読みにくくなるためここでは口語体で記述しています。
「あの光の玉は瑛人くんなのかな、それとも気のせいなのかな」
――気のせいじゃないよ えいとだよ
「瑛人くんとダウジングでコンタクトを取り続けてもいいですか?」
――いいよ
「瑛人くん普段は何してるの?今、毎日何しているの」
――夕貴さんを守護してる 揉め事から身を守っているよ
この質問をした時、私は「霊界でコンピューターのプログラムを書いているよ」みたいな答えが返ってくることを想像していました。
それが「夕貴さんを守護している」と言われてちょっとびっくりしたのですが……今にして思えば、それは私を信用させるための低級霊の手口だったのだという気がします。
「じゃあ今日のこのやり取りも、昨日のことももうブログに書いてもいいのかな?」
――いいよ
「この前はどうしてやめた方がいいって言ったの?」
――夕貴さんに揉め事が起きそうだったよ
「何か悪霊とかそういうものの危険があったの?」
――そうだよ 夕貴さんを守るためだよ
「瑛人くんは亡くなってからしばらくはどうしていたの?」
――夕貴さんの側にいたよ 揉め事になってごめんね
「一つ前にさかのぼって質問させて。今はダウジングでブログに書くことが大丈夫になったのはどうして?」
――夕貴さんが成長したからやれるようになったよ
「ダウジングの形式は私が質問する方がいいのかな、それとも瑛人くんが自由に伝えてくれる方がいいのかな」
――夕貴さんが質問する方がいいよ
「ペンデュラムはどうやって動かしているの?エネルギーを送っているの、それとも私の身体を使っているの」
――エネルギーを送っているよ
「じゃあ瑛人くんは私のどの位置にいて、どんなエネルギーを送っているの」
――上から夕貴さんを見てるよ
「上からエネルギーを送っているの」
――そうだよ
「また通信取るのに瑛人くんが思う一番いいタイミングを教えて」
――明日もやろう
「今日はありがとう」
――夕貴さん優しくしてくれてありがとう
たとえ低級霊が彼になりすましていたのだとしても、これらは私にとっては「生きていた頃の彼とのやり取り」そのもので、だから騙されたと怒る気にも到底なれず、むしろほんの一時でも優しい時間を持てたことに感謝の気持ちすら覚えるのです。
もしこれが単なる低級霊の悪戯だとしたら、相手は相当知略に長けているか、もしくは元々かなりスピリチュアル的な知識のあるスピリットだったのではないか?とすら思えてきます。
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マインドコントロール?意識の中に何かが入り込む感覚
「今こうして毎日コンタクトしてもいいことになったのは、何か必要があってのことなの?」
――教育のひとつだよ 夕貴さんの気付きを促すためだよ 夕貴さんよりフヌケだけどね
「それはジョーク?」
――YES
「瑛人くんから私はどんな風に見えてる、または感じられているの?」
――夕貴さんの姿は見えているよ ちょっともやもやしてるよ
夕貴さんがもっと強くなればもっとよく見えるようになるよ
「私の指導霊は瑛人くんの他にもいるの?」
――たくさんいるよ 夕貴さんの指導霊のチームに俺はいるよ
愛で繋がってるから最前線になって守ってるよ
「瑛人くんが今世生まれてきた目的や意味は?」
――夕貴さんの指導霊になることが目的だったよ 夕貴さんに出会うことがミッションだったよ
「それは誰に決められたの?神様の世界のこと?」
――神の世界のことはわからないよ
この頃から、ペンデュラムが動くより先に、次に示される文字や単語が頭の中にスッと入って来るようになりました。
今思えばこれはとても危険な状態だったのかも……低級霊が私のオーラに入り込み、マインドコントロールをしようとしていたのかもしれません。
「この通信はいつまで続けていいの」
――この通信は夕貴さんが自分でミディアムシップが出来るようになるまで続くよ ミディアムシップのトレーニングだからね
「この通信がトレーニングならどうやってミディアムシップの開発になるの?」
――インスピレーションを高めることで閃きが受け取れるようになるよ
「先に答えが分かるのも閃きの一種?」
――先に答えがわかるのも…
(オウム返しじゃなくて違う言葉で返事をちょうだい)
――閃きのひとつだよ
(ふーん。思考が伝わるってことはスピリットコミュニケーションも同時に起きているのかな)
――スピリットコミュニケーションも同時に起きているよ
(私が念力で動かしているのかな)
――夕貴さんの念力じゃないよ 俺が動かしているよ
「どうやって動かしているの?仕組みが知りたい」
――仕組みは夕貴さんのエネルギーを使っているよ 振り子を動かしながら夕貴さんのミディアムシップのアンテナに働きかけることで会話ができるようにしているよ
何事も鵜呑みにせずメカニズムを知りたがる傾向の強い私は、ペンデュラムが動くより先に頭の中に答えが入ってくると、途中で別の思考を投げかけて答えがどう変化するかを観察したくなりました。
ペンデュラムが一つの文節を示し終わるより前に別のリクエストを(頭の中で)すると、スピリットが返してくる答えもそれに見合ったものに修正されました。
(このことから、相手が私の潜在意識を拾っているだけでなく、私の思考を読んで答えていることが分かります)
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▼ 地球に住む私たちの不思議な物語(第二章)まとめ
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