【ゆるスピ通信 #10】馬を水辺に連れて行けても、水を飲ませることは出来ない
こんにちは!
近頃、家電買い替え祭りで量販店の常連客になりかけている夕貴です (T_T)
さて本日は、ゆるスピ通信 第10号の発行です!
今回は、新規にご参加くださったメンバーさまのご紹介をさせて頂きたいと思います★
◆【コラム】人が学ぶ機会を奪ってはいけない
日々、対面鑑定をしていると、ご家族のことで相談に見える方がとても多いことに驚かされます。
「娘が高校受験なのですが、どの高校を選べばいいでしょうか」
「息子が『仕事が辛い』と言って辞めてしまいました。これで二度目なんですが、どうしたらいいでしょうか」
――対面鑑定の場でごく普通に見られる光景ですが、
でもそれ……本来はお母さんが決めること・対処することではないんですよね。
もちろん、心配なのはよーく分かるんですよ。私にだって子供がいましたからね。(今はもうどちらも手が離れてしまいましたが)
家族のことで悩んでご相談に来られるのは、別に全然悪いことではないんです。
問題なのは、当事者が「自分」ではなく「家族」だという点。
どの高校に行きたいのか、娘さん自身の意思はどうなのでしょうか?
働かないとお金が入らないことを、息子さん自身はどう思っているのでしょうか?
本人の人生を、お母さんが代わりに生きてあげることは出来ないのです。
上記のような例だと、
「娘さんが迷って決められない」「極端に偏差値の高い学校を志望していて合格圏外」など、お母さんのアドバイスが必要な場合なら、占いもいいと思います。
けれども、「子供に代わって親が学校を選ぶ」のは少々行き過ぎです。
敷かれたレールを歩き続けた子供は、いつか必ずその軌道を踏み外す時が来ます。本人に来ない場合は、いずれその子供の子供などに現れるかもしれません。
また、仕事を辞めてしまったことを本人が悩んで相談に来るならまだしも、本人が頼んでもいないのに、お母さんがそれを相談してどうなるのでしょうか。
息子さんを定職に就かせるための「魔法の抜け道」なんて、どこにもないのです。
例えあったとしても、お母さんが息子さんの首に縄を付けて、その道のりを引っ張って歩くことなど出来ないのです。
こういう例の場合だと、大抵はお母さん(ご相談者)が主体性を見失ってしまっています。
自分のことより子供のこと、家族のためにばかり生きてきた。そういう方がほとんどです。
「口うるさく細かく指示しすぎる」タイプの場合もありますし、
反対に「私のことなんていいんです。子供さえ幸せになってくれれば私はそれで……」という自己犠牲的なタイプの場合もありますが、
どちらにしても、「自分で自分の人生をしっかり生きていない=自分と相手を同化させてしまっている」のですね。
お母さんの人生はお母さんのもの。
そして子供の人生はその子のものです。
お母さんが代わりに生きてあげることは出来ません。
こういうケースでご相談に見えた場合は、
もちろんカードはその通り「ありのままに」全体像を見せてくれますから、私もそのまま、問題点までストレートに伝えます。
そして、もしもまだその方ご自身が「気付くタイミングではない」場合には、カードはもっと表層的な事柄を指して伝えてきます。
その辺りはとても不思議なんですが、ちゃんと「必要なことを必要な加減で」カードは示してきてくれます。
先ほどの息子さんのケースで言えば、
「ああ、息子さんは繊細なタイプだから、あまりにハードな仕事は向いていませんよね」という具合です。
この場合、私は決して「お母さんが干渉しすぎると、息子さんから自分の問題点に向き合う機会を奪ってしまいますよ」とは言いません。
「息子さんが問題点に気付けない」ことに対処するより、まずは「お母さんが(自分の)問題点に気付く」方が優先順位が先というわけです。
全てはケースバイケースですから、必ずしも「このパターンならこう」というベストな解決方法があるわけではありません。
占いは単なる占いでしかなく、占ったからといって何かが突然ポンと変わる、なんてこともありません。
それでも、カードに照らし合わせて物事を客観的に眺める(俯瞰する)ことで、渦中にいる時には見えなかったものが、不思議と見えてくることも多々あるのですよね。
子供のことで相談に来たお母さんは、
現れたカードを眺めているうちに「子供の学ぶ機会を奪ってしまってはいけない」と気付くのですが、
タイミング的にまだそこまで至っていない方がいることも、また事実です。
そして私は、そういうご相談者の「学ぶ機会を奪わないように」、
その時点ではまだ全容を伝えることなく、静かに見守るという選択をしています。
何でも先回りして教えてあげてはいけない、というのは親子や家族に限らず、友人関係や会社などの一般社会でも同じこと。
何か問題が起きた時に、文句を言う、指摘する、怒る、解決方法を示す、など反応の仕方は色々ありますが、
何も言わずに黙って見守る方が、実はずっと高度で難しい反応の仕方なのですよね。
(もちろん言うべき時には言う、ということも大事ですが)
いずれにしても、近視眼的にならずに「全体を俯瞰して見ることが大切」だと、カードを通して日々、学ばされている私なのでした(笑)
◆参加メンバーさまのご紹介
スピリチュアル研究所【空龍】さま
※空龍さんは「スピリチュアルな情報発信のためのグループ」ということなので、ここでは管理人のたつみん(神在辰美)さんについてご紹介させて頂きたいと思います。
若い頃は自分探しをしていたというたつみんさんは、転職も多数で悩みも多かったとのこと。
そんな中、自己啓発やスピリチュアルの教えに出会い、本を読みながらの探求が始まったそうです。
都市伝説や不思議な話、占いなどもお好きだそうで、ご自身なりにやってみたりもしているとか。
現在もライフワークとしてスピリチュアルなどに関することを勉強し、常にアンテナを張って探求を続けているというたつみんさん。ようこそご参加くださいました!
ぜひ、8Linksでも占いのお話、聞かせてくださいね! (*´▽`*)
(スピだけじゃなくて、占いスキーも大歓迎なマガジンなのですw)
これからどうぞよろしくお願いいたします♬
◆おわりに
先日、マガジンメンバーさんとのコメントのやり取りから、
「次回のイベントは俳句(川柳)なんかいいよね!やりましょう!」
……という流れになったのですが、
現在、世間は夏休みの真っ最中!
お子さんをお持ちのママさんなどは、とてもとても、イベントなんかに参加するような時間が持てない状況かもしれません(^^;
なので企画はちょいとおあずけにしておこうと思います。
折しも先日はnoteの創作大賞の応募が締め切られたばかり。
マガジンメンバーさんの中にも応募された方が大勢いらっしゃったようですね!
かく言う私も滑り込みでエッセイ部門に応募しました。
この創作大賞、昨年からもう既にリサーチ・準備万端な「猛者たち」がひしめきあっている状態だったので、
実は今回、応募するつもりはなかったのです。
何というのかな、作文コンテストではなくて、新人発掘オーディションみたいな感じというか……。
でも、最後の最後にマガジンメンバーさんたちの頑張りぶりにお尻を叩かれたというか、勢い付けも必要かなという気になったのです。
私自身、商業出版の厳しさはよく分かっていたので、あえて今はそこに突き進もうとはしていなかったのだけれど、
思いの灯を消さないためにも、「書く」というアクションくらいはしておいた方がいいのかなって。
なので無謀にも、応募してしまったというわけです (;'∀')
でもまだまだ そんな力量も備わっていないので、
とりあえず名前やプロフィールくらいはそれっぽく体裁を整えて、あとはきれいさっぱり忘れることにしたいと思います(笑)
▼ エッセイはこちら。※感想文、めちゃくちゃお待ちしてまーす!
応募作品の感想を「#創作大賞感想」のハッシュタグをつけて、
noteに投稿またはXでシェアした方の中から、ベストレビュアー賞が選出されるそうですよ。
(あかりさん、マガジン追加ありがとう💛)
そんな訳で、今回のゆるスピマガジンは、これにておしまいです!
それではまた、次回を楽しみにお待ちください★
(夕貴)
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どうぞお気軽に参加してくださいね!
お待ちしてまーす(´▽`)
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