創業から4ヶ月経って思うこと
エイトノット 木村です。
エイトノットの創業から4ヶ月経ちました。現状は資金調達やアクセラへの採択、人材採用やPR等々、大変なことはたくさんありますが、たくさんの方々のサポートもありプラン通りに進めていると感じています。
今回は、いろいろと必死だった創業時から比べて、少しだけこの先を俯瞰できるようになったタイミングということで、自己紹介ポストと似通っている部分もありますが、改めて実現したい未来について整理したいと思います。
エイトノットを創業した理由
自律航行技術開発の専業会社としてエイトノットを創業したのは、新しい技術をできるだけ早く確立することにより、多くの場所に社会実装し、課題解決に結びつけたいということ。そして、世界でまだ誰も実現していない完全自由な水上移動サービスの実現という大きな野望?の二つが理由です。
私自身は、元々マリンレジャーが好きで、スキューバダイビング、SUPなどを趣味にしていました。小型船舶の免許を取得したあとは、近所のマリーナでボートをレンタルして、クルージングや釣りなども楽しむようになりました。
そこでいつも感じていたのは「日本って島国なのになんで海に対しての興味関心が低いんだろうか」という疑問です。もちろん食卓には魚介類などが並び、食文化としては根付いています。ただ、「海を楽しむ」ということに関しては、多くのハードルがあるように感じます。
オンデマンド型水上交通で何が変わる?
そこでテクノロジーを活用して、多くの人が海に繰り出すきっかけを作れないだろうか?と考えました。それが自律航行技術を活用したオンデマンド型水上交通の実現です。
誤解を恐れずに言えば、安全に自律航行が可能であれば、操船技術の習得は必要ありません。
カーシェアのように多くの水上モビリティが共有できる環境があれば、個人で所有する必要もありません。
タクシーのように好きなときに呼んで乗ることができれば、時間の自由度も向上します。
港や桟橋などのアクセスポイントがバス停と同じくらい設置されていれば、色々な場所から手軽に乗ることができます。
これらの要素が組み合わさって、オンデマンド型水上交通が実現できれば、離島航路の維持・継続などの社会課題の解決を始め、貨物輸送の新しい選択肢や観光・レジャーにおける海洋・河川の利活用など、多くの場面で「水上移動・輸送」の可能性を広げることができます。
水上からアクセスできる場所を増やしたい
個人的には水上からアクセスできるレストランを始め、キャンプ場やホテルなどの宿泊施設、野外ならぬ水上シアターなど水辺の新しく多様なコンテンツ増えていくといいなと思っています。それらのコンテンツの出現が、マリンに係る新たな経済圏やエコシステムとして、日本の文化として根付いていくような世界を実現したいと考えています。
エイトノットとしては、こういった未来の実現のために「テクノロジーで海を解放」していくということを念頭に、水上コンテンツの構築に関しては積極的にコラボレーションをしていきたいと考えています。
ありがたいことにすでに国内の複数のエリアから自律航行船を活用した事業の取り組みについてご相談をいただいています。10月の広島県での実証実験実施後には、また新しい土地でも技術開発とビジネス開発を加速していきたいと思っています!
ということで全くオチもなく、ただの日記になったので創業4ヶ月で感じたこと日記として備忘も兼ねてこのまま残しておきたいと思います笑
それでは、また!
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