小型船舶免許を取得してみた
こんにちは!横山です。
弊社は小型船舶向けの自律航行システムを開発していますが、私は小型船舶の免許を持っていませんでした(汗
8月の実証実験では船を動かしながら実験をすることが多くなるので、先日、時間を見て取得しましたので、免許の種類と取得の流れを紹介したいと思います。
種類
小型船舶の免許は以下の4種類があります。
1級
総トン数20tまたは24m未満。18歳以上
2級
1級等同様の船舶を海岸から約9km以内。16歳以上
2級(湖川限定)
5トン未満。機関出力の制限あり。16歳以上
特殊
水上オートバイ(マリンジェット/ジェットスキー)限定。16歳以上
今回は1級小型船舶免許を取得しました。1級以外の免許は二輪などと同様16歳から免許取得が可能です!2級免許でも9kmまでは航行できるため、近海でレンタルボートを借りてクルージングや釣りを楽しむには充分です。瀬戸内海など内海では多くのエリアをカバーしているので、利用予定のエリアによって選択しても良いかもしれません。
免許の種類 (https://www.jmra.or.jp/license)
費用
小型船舶の免許は数日間スクールに通って試験に挑む流れが一般的なようです。1級小型船舶では講習と試験費用込で8~14万円程度取得できます。
一発試験の場合、一級は28,950円、二級は25,900円で取得できますが、試験までに船を操船する機会は作りにくいと思うので、スクールに通っての取得がおすすめです!
日程
船の免許は車、バイクなどと比べて短期間で取得できます。スクールに通った場合、1級、2級ともに概ね3日間で取得できます。
3日間は以下のような流れになります。
1日目
学科講習で船舶の各部名称や航行ルールを勉強します。
1級の場合、海図による航行ルート考え方や機関の取扱いに関することを勉強します。1日でたくさんのことを詰め込むので、全ては教えてもらえないこともあります。問題集をもらえると思うので、それで延々と復習を行うといいと思います!
2日目
実際に船に乗って実技教習を行います。今回は江戸川の試験会場と同じ水域で実習をおこないました。ほとんどの人が初めて操船することになると思いますが、操船はそこまで難しくなく、車が運転できればなんとかなります!
車と違うのは、舵は切ったら切りっぱなしになってしまうので、何回ハンドルを回したか覚えておいて、同じだけ反対に回してもとに戻さないとまっすぐ走らないところでしょうか。
弊社のエンジニア(サーファー)は、初めてとは思えないぐらい颯爽と操船してました。波に乗れる人々は船も操りやすいのかもしれませんw
3日目
試験日です!学科試験が1−2時間と実技試験が1時間ほどですが、待ち時間もあるので夕方までかかる場合もあります。学科試験と実技試験は順番は決まっておらず、学科試験→実技試験ではなく、実技試験→学科試験の場合もあります。学科試験は終了後に自己採点ができるので、先に学科試験を受けれる方が心に余裕を持って実技試験に挑めます。選べないのですが。。。
江戸川での実技講習の様子。着桟の練習を繰り返ししてるとこです!
免許が届くまで
試験を実施した次週の週末に試験結果がWebで公開されます。その後1週間ほどで免許が郵送されますので、試験後およそ2週間で取得できます!
いかがでしたでしょうか?講習から取得まで1ヶ月で取得することができ、事前の印象よりも短期間で取得できたのが驚きでした。レンタルボートなどで海に出ると、いつもと違う景色を見ることができるので、みなさんも取得して楽しみましょう!
🌊コンタクト情報🌊
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