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外格が成立することと、外格と内格に分けるという意味は違う …という、ちょっと厳しい話
格局判断が厳しい内容になるのはわけがあります
格局判断で、最初に行うのは、
外格と内格を分けることから始めます
外格と内格に振り分ける意味は
人生の傾向と、自分本来の活かし方がわかるためで、格が成立するのとは違う
格局判断をするにあたって、大きく二つのグループに分けます
木、火、土、金、水の、
5つの要素のいずれかが大きく突出する場合、最も強い干が喜神の場合は【外格】です
外格はバランスがとれていません。
しかし、強い干が吉なので、方向性としては、強い干に従うので、何か大変優れた能力を持ってる。ということが言えます
その能力やお膳立てしてくれる人に恵まれ、専門性を極めて道が開けます
反対に、
5つの要素が平均化する方が良い、内格の命式の人生の場合は、突出した干を抑えることに意義があります。
最も強い干が忌神ですから、忌神が弱まることで運気があがり、その平均化する干の作用を平衡といいます。
内格は喜神の守備範囲が広く、専門性よりも如才ない生き方でうまくいきます
つまり、突出してる干が喜神か、忌神かで、格局を分けることになります
しかし皆さん、重要なのはここからなんです
従格に振り分けられた命式は、大体の方が従格が成立した、と思ってると思います
しかしきちんと成立する命式は、実はわずかです
おそらく30%以下のような気がします
また、成立しても、行運で潰れることが多い
行運は大運、年運、月運まで元命に作用します
従格に振り分けられても、人生が安定しないことの方が多いかもしれません
よく、派によっては、
従格の人なんてそうそういない、って言われますが、わかる気がします
なぜなら、現実でも従旺格の経営者が成功してるのは、全体の数%しかいません❗️
むしろ、数年で破綻してる経営者の方が圧倒的に多いのです!
そこで、個人の命運をさらに深掘りして精査すると、従格が成立する命は非常に少ないことがわかります
一例をあげれば、従旺格であっても、月支が七殺で、しかも食傷財の根が在れば、従旺格が持ってる本来の自信による穏やかさは損なわれているようです
また、地支の五行が平均化していたり、天干の喜神を倒すものが地支に2〜3有れば、成立することがあっても、すぐに潰れる地雷が埋まっているようなもの、絶えず不安になり能力が発揮できなくなるかもしれません
また、困った家族のために、自分の人生を失っているなど、従旺格なのに従旺格らしくない、自分の好きなことができない人生を送っているものです
要するに、忌神の根によって、
その人に付いて回る忌象意の悩みや不安、つまりその原因が、どこから発生するのかも分かるのです
現代は民主主義の時代ですから、強いリーダーのみに従っていれば人生が安泰なのではなく、潜在能力次第で、出世の方法も多様化してます
その潜在能力が現実化する時期を知り、キーマンや環境を整えて行くことが成功には重要だと思われます
子平推命は古典なのです
封建社会では潜在能力がたとえあったとしても、それを引き出す社会ではなかったので、成功の方法は強い者に従うしかなかったことを考慮しないとならない
成功の時期や方法はいくつも、何回もあるので、チャンスを占いによって失われてしまってはならない
もし格局と現実が違っていたら、格局判断は机上の論理で
役に立たない、無用の長物になります
逆に格局判断が正しければ、人生の開運上昇の有効な手段として使えます
格局判断から、人生が好転したかたは多く、また大きく開運された方もいらっしゃいます。まさかここまで人生を好転させるとは思っていませんでした
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