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【なんていう色なのかな~?】~世界もココロもグラデーションでできている~290

こんにちは 八彩理絵子(やいろりえこ)です。

前回は『若草物語』と命名したLINEグループのランチ会をご紹介しました。
是非また行きたいと思わせてくれる美味しくて目でも楽しめる素敵なお店でした。

さて今回は色のお話。
ちょっと前のお話にはなるのですが、とっても綺麗な色だったので、みなさまにも見ていただきたいと思いました。

それは私を応援してくれている同期で親友のJちゃんからのLINEでした。

散歩で見た松の木、新芽やまつぼっくりが黄緑色でとってもきれいだったから撮ってみた。松の常磐(ときわ)色がとても気に入ってて💮これは何色になるのかな?教えてくださ~い💗

嬉し~い(^^♪
「教えて」なんて言われたら俄然やる気も出る!

さらに 常磐(ときわ)色が気に入ってたと聞いたらなお嬉しい(^^♪
そして、記事を見てくれてちゃんと届いてたと思ったら嬉しさ倍増(笑)
そしてそして感謝です🥰

正直 まつぼっくりは茶色!という頭しかありませんでした。それは目を向けることがなかったというだけなんですね。この時季にはこんなきれいな色してたんですね。同期の間では今になって見える景色があるね。心にも時間にも余裕が出てきたってことかな・・・という話を最近はしている。

さて、本題に
こちら6月29日撮影の画像です。
LINEの画像はもっと綺麗。微妙に違う。
難しいですね。
実際に見たらきっともっと感動ものです。

私が選んだ色は

伝統色「若葉色」(わかばいろ)

木々の若葉のような明るいやわらかい黄緑色に用いられます。 色濃く深緑になる前の瑞々しい色をさします。 若葉というと春のイメージですが、季語としては夏です。若草色よりも少し濃い色ですが、こちらも若々しい爽やかな緑色です。

【若草色】はあざやかな黄緑色で、こちらは平安時代からある春の伝統色です。一方、【若葉色】明治以降に登場した比較的新しい色名で、やわらかいイメージをもつ初夏の色です。

夏の季語だったのですね。

文字どおりの百花繚乱の春も終わり、こんどは一転して緑一色の若葉が野山を蔽う。しかし緑一色といってもそこには限りない濃淡の差、明暗のニュアンスがあります。大正年間に刊行された『森林美学』という本には、絵画において樹林の緑色をつくるときの色の具の混合の割合を例示しているそうです。

実際に目で見たらまた違った見え方をすることでしょう。
見る人によっても違うかもしれません。
太陽の光にもよるでしょう。


まさに自然の色はグラデーション!
人のココロもグラデーションです。


さて、この「若葉」が入った句でこちらがグッときたのでご紹介

【若葉して御目の雫ぬぐはばや】
    ~松尾芭蕉~


現代語訳
「周囲の樹々の瑞々しい若葉でもって、鑑真和上のお目の涙をそっと拭ってさしあげたい」

鑑真和上は奈良時代に来日した僧侶で、5回も渡日に失敗し、6回目で失明しながらも渡日したことで有名な僧侶なのですね。奈良の「唐招提寺」の創立者で、仏教の戒律を日本に伝えた僧侶でもあるそうです。

この句は、芭蕉が1688(貞享5)年4月8日に、奈良の唐招提寺で鑑真和上の像を見てを詠んだと言われているそうです。

優しい気持ちになる句だなと思いました(句については全くの素人、感じたままですw)


7月2日撮影
青空に映える👍
まつぼっくり 綺麗

7月7日撮影


7月7日撮影


変わってきてる!
8月頃には茶色になっちゃうようです
これからも追跡写真お願いしました~


今日はここまでになります。
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。



お・ま・け


若葉色を調べていたら・・・
あぁ 『若葉のころ』懐かしい想いで聴いたらとっても切ない感覚になった。なんだろう?涙が出そうだった。



Jちゃんが気に入ってた色の名前の「常盤色」(ときわいろ)
こちらの記事の最後の方になりますが書いてます。ご興味がある方は是非・・・

最後まで読んでくださり
ありがとうございます。

大切なお時間をありがとうございました。




活発な前線の影響で、九州や中国地方では大雨による冠水や浸水、土砂災害の被害を聞き及び、降り続いている雨が降り止むことを願いつつ、これ以上被害が広がらないことを心より祈っております。

被害のありました地域のみなさまには心よりお見舞い申し上げます。

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