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【世界のステンドグラス・3】~世界もココロもグラデーションでできている~57

こんにちは 八彩理絵子です。

前回ブラジルの「ブラジリア大聖堂」をご紹介しました。

今回フランスはパリ「ノートルダム大聖堂」です。

カトリックでは、司教のいる教会の事を、大聖堂(カテドラル)と呼びます。フランス国内の大聖堂は100以上を数え、いくつかにはノートルダムと言う名前が付けられているそうです。フランス国内に複数存在するそうです

今回ご紹介するのは
パリ中心部、シテ島にある世界のゴシック建築を代表する大聖堂。
「ノートル・ダム」とは「我らの貴婦人」の意味で、聖母マリアを称えるための聖堂として建てられたそうです。

ノートルダム大聖堂は、1991年に「パリのセーヌ河岸」という名称で、周辺の文化遺産と共に世界遺産にも登録されています。


ゴシック建築のステンドグラス「バラ窓」

花が広がるような模様のため、そう言われています。聖堂正面と、聖堂南北に3つあり、南側のものは直径12m以上有りました。

バラの花と呼ばれ愛されていました ↓↓↓ 万華鏡のようにも見えます。美しすぎます。

荘厳な雰囲気を感じます

1163年に司教モーリス=ド=シュリにより建造開始

着工から完工までは200年近くの歳月がかけられ、その全貌が明らかになった時、パリの人々は衝撃を受けたそうです。
聖堂内に入ると、ステンドグラスの窓から色とりどりの光が差し込み、キリストの生涯が鮮やかな絵物語となって展開されます。中世の人びとにとって、そこはまさに『神の国』そのものだったのでしょう。

残念で悲しいことに2019年4月15日の火災により尖塔を焼失。2024年月16日の再開に向けて、火災前の姿に復元されることが正式に決定されて、ほぼ計画通りに再建作業が進められているそうですが、高熱で爆発してしまったステンドグラス。当時作られた方々を想うとなんとも悲しいです。

おまけ  以前に開催されたプロジェクションマッピング


今日はここまでになります。
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。 

次回は・・・?





今日の伝統色は「紅葉色」(もみじいろ)

紅葉色(もみじいろ)とは、晩秋の赤く色づく 楓 ( カエデ ) のようなあざやかな赤色のことです。平安装束の重ねの色目『紅葉』(もみじ)に由来。

表地に赤色、裏地に濃い赤色を配した色目。日本の秋を代表する色といえるでしょう。

紅葉(もみじ)を季語に使った俳句を二つご紹介します。
どちらも最後が「紅葉哉」です。

『古寺に 灯のともりたる 紅葉哉』(正岡子規)

当時は夜になればあたりは真っ暗になり、紅葉はは見れなかった。しかし、古寺の灯篭に明かりが灯されると紅葉が闇に浮かびあがり、その美しさに感動した様子を描写しています。


『日の暮の 背中淋しき 紅葉哉』(小林一茶)

最後は「紅葉かな」とよみます。日が暮れた時に、紅く染まった紅葉が夜の闇に消えていく様子を表しており、どんなに美しいものでも終わりが来ることを詠っています。


最後まで読んでくださり
ありがとうございます。

大切なお時間をありがとうございました。


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