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【世界もココロもグラデーションでできている】⑮「レインボーフラッグ・色の意味」

こんにちは 八彩理絵子です

私の「八彩」誕生に欠かせない虹について

「虹のひみつ」と題してここまで、

いろいろな角度から責めて(笑)きましたが、

今日はいよいよ「虹シリーズ」➉最終回です。

以前にも触れましたが、
「八彩」に繋がるまでにこんな思いを抱いていました。

田舎で育った環境から他国の方と直接かかわる経験はありませんでしたが、国の違いや肌の色の違いで差別があるのはどうしてなのか
「なぜ?」
性別でいえば、「男の子らしさ」「女の子らしさ」 らしさって「なに?」
社会人になると
男女の賃金格差はどうしてあるんだろう  「男女平等?」
日本の年齢差別は諸外国に比べても酷いと言われている  「どうして?」
私たちは「人間」という生き物であって、同じ人間なんて元々いないはずなのに 何か勝手なくくりを作って、そこからはみ出した人を攻撃するような構図はなんて悲しいんだろう。
そんな思いをずっと抱えていました。
性的マイノリティーについても以前から関心があり、理解したいという思いがありました。

「みんな違っているはずなのに…」

今日はセクシャル・マイノリティについてふれたいと思います。

LGBTを象徴する
「レインボーフラッグ」の「色の意味」についてお話しします。

LGBTとは、さまざまな
セクシュアル・マイノリティの頭文字から構成されている言葉です。

レズビアン(L)
ゲイ(G)
バイセクシュアル(B)
トランスジェンダー(T)

セクシュアル・マイノリティを定義する上で重要なのが
身体の性と性自認、性的指向
LGBTには「LGBTTQQIAAP」や「LGBTs」と
いったものもあります。
セクシャルマイノリティの幅は
まだまだ広いです。

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「プライド・パレード」
世界中の様々な都市で開催されており、
東京でも3年ぶりに今年開催されました

LGBTを象徴する「レインボーフラッグ」
どのような理由で作られたものなのでしょう。

レインボーフラッグを考案した人物は、
サンフランシスコのギルバート・ベーカー氏。1976年にデザインされ、
1978年6月25日に開催された
「サンフランシスコ・ゲイ・フリーダム・デイ・パレード」にて
初めて公の場で使用されたとされています。

1970年代後半、ゲイの解放運動における新たな
シンボルが必要とされていた時代。
その当時、シンボルとなっていたのは
ヒトラーに由来している
ピンクトライアルでした。

歴史背景的に重要なシンボルではありましたが、
やはりネガティブなイメージ。
当時、市会議員であったハーヴェイ・ミルク氏から
新シンボルを依頼されていたのが、
ギルバート・ベーカー氏でした。

同氏は、新たなLGBTのシンボルを
“虹”にしようと思い立ち行動を開始。
その後の彼の活動によって、
広く知られるようになったのです。

レインボーフラッグは虹をモチーフとしていますが、
それぞれに意味が存在しています。
一体、どのような意味を持ち合わせているのでしょう。

「レインボーフラッグ」各色の意味

意味
レインボーフラッグにこめられた意味

美しいという意味合いだけでなく、このような意味がありました。

このようにレインボーフラッグは
当初8色でしたが現在では6色となっています。

8色のフラッグを大量に印刷することは
当時の技術では難しく、
技術の問題からピンクとターコイズを抜いた
6色というかたちになったそうです。

もちろん、これらの色合いの意味がレインボーフラッグから
失われたわけではありません。

8色から6色に変わっても、その深い意味合いは失われずに
受け継がれ続けています。

色が無限であるように人間も様々 
容姿はもちろん、考え方や価値観もある意味無限であると思う。
多様性の力は大きいはずだ。
いろいろな視点から物事を見て
お互いがお互いを尊重できる世界が
私が思う平和な世界。

白、黒ハッキリではなく
勝ち負けでもなく
男性・女性でもなく
年齢でもなく
人種でもなく・・・・・

「一人一人が自分らしく生きる」ことができる
世界はココロはやっぱりグラデーションで出来ていると思っている。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

「虹のひみつ」は今回で終了です。

「虹」といえば
「理絵子」を思い出しちゃうと笑われたけど

さて次回からは…何のどんなお話で、
「理絵子」を思い出してもらえるかな。

色についての発信はもちろんだけだ、
ちょっとだけ迷っております。
懲りずにまた覗いてみてくださいね。


今日はある映画を紹介させてください。

2017年のアメリカの作品です

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グレイテスト・ショーマン

❝地上で最も偉大なショーマン❞と呼ばれた
19世紀に実在したアメリカの興行師
P・T・バーナムの半生を描いた
ミュージカル作品で
主演はヒュー・ジャックマンです。

個性豊かなメンバーたちが、
多様性を強みに変えていきます。
ショーを通してコンプレックスを魅力へと
昇華させるという内容です(ネタばれにならないよう短く!)

ミュージカル映画なので曲も
もちろん素敵でした。

特に私が惹かれた曲は2曲

『This Is Me』  
「これが私」という力強いメッセージが胸に響きます

『Never Enough』 
なんとも切ない気分になります

基本どちらの曲も私は泣けました(笑)

気になった方は是非。

最後まで読んでくださり
ありがとうございました。

大切なお時間をありがとうございました。

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