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【世界もココロもグラデーションでできている】47「陶磁器と食文化のひみつⅡ」㉒

こんにちは 八彩理絵子です。
今回「陶磁器と食文化のひみつⅡ」についてお話しします。

和食器は食文化と大きく関係しているということがわかりました。
引き続きみていきましょう。

【艶やかで気品ある「漆器」】                    古くから祝杯の席で使われている漆器。「割れない」「欠けない」ため、縁起物として結婚祝いの贈物にされていました。歴史をさかのぼると、なんと縄文時代から漆器が作られていたのだとか。かつては高貴な人しか手にできなかったそうですが、今では誰もがその贅沢を味わえるようになりました。深く濃い、赤と黒の艶やかさ。気品のある光沢。あまりに美しい日本の伝統工芸です。

「手入れが大変そう」「高そう」というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、最近では手頃なものが増えています。耐久性のある合成漆器や、洋食に合うモダンなデザインもあります。抗菌力・防腐力があり、一生モノとして長く寄りそってくれる器です。

自然の優しさ「木の器」】                            使えば使うほどに味わいが出てくる“育てる器”。この温かみは、日本の食卓に欠かせませんね。離乳食から使えて、優しい感触が食の楽しさを教えてくれます。 

【小さくてかわいい「豆皿」】                    醤油差しや小鉢として使う日本特有の豆皿。海外にはこんなにかわいくて便利な器はありません!前菜からデザート、ナッツや薬味などのちょっとしたものまで、何でもセンスよく見せられる柔軟さが豆皿のスゴさ。

【自由に使える「蕎麦猪口」】                    蕎麦つゆを入れるのが蕎麦猪口ですが、使い方はまだまだあります。湯のみにしてもOK。これでコーヒーやビールを飲んでも、粋ですね。納豆やヨーグルトを食べるにもちょうどいいサイズ。おかずにもデザートにも違和感なく馴染みます。

【お・も・て・な・し「黒」】                      黒の食器は、意外にどんな料理とも合います。高級感が出るので、おもてなしに最適。普通のおにぎりでさえ、おしゃれに見えます。

【どんな茶碗を使っていますか?】
日々手にする物だからこそ、茶碗選びにはこだわりたを。第一印象は大事ですが、使い心地の良さもとても大事です。適量を盛れるサイズ感かどうかも要。ダイエット中には、器の大きさが食べ過ぎ防止に役立つことも!
最後に、茶碗の使いやすさを左右するポイントをご紹介します。
胴部分の曲線(広がり方)、高台(茶碗を支えている下の部分)、そして茶椀の直径。それぞれの個性で手のひらでの収まりが違います。こうした細部まで計算され尽くしていることを知ると、和食器にますます愛着が湧いていきます。

豊かな個性を遊べるのが和食器のおもしろさ

和食本来の美しさとおいしさを堪能するには、やはり風合いのある和の器を使いたいですね。少しずつ気に入る和食器を集めてみるのも素敵ですね。改めて日本の食生活の豊かさ、そして食器からも日本の四季美の心が感じられました。これまたハマりそうです(笑)

今日はここまでになります。
次回はこれも「日本の美」にかかせない「茶道」についてお話ししたいと思います。

ここまで読んでいただき                       ありがとうございました。


さて、本日11月8日(火)夜8時ごろ、日本全国で観測できる「皆既月食」が起こります。天気はどうでしょうか?日食は新月に起こり、月食は満月に起こりますので、今日は満月🌕しかも今日はこの皆既月食とほぼ同時刻に、月の影が天王星を隠すという天王食も起こるそうです(@_@)天王星といえばフランス革命やアメリカ独立戦争の時にもその配置が影響したと呼ばれる革命・革新の星

19:16      月の皆既食のはじまり
19:59    月の皆既食マックス!!
20:41    天王星食のはじまり
20:42    月の皆既食のおわり
21:22    天王星食のおわり

このおよそ2時間の天体リニューアルパワーにあやかり、あなたの内側にも大いなる革新を起こしましょう。(by おのころ心平先生)

楽しみですね~🎵「皆既日食が見られますように…赤銅色も楽しみです」






今日の伝統色は「漆黒」(しっこく)

すべての色みを吸収して逃がさない、黒の中の黒
 その名の由来は「黒漆(くろうるし)」を塗った漆器のような、ふかく艶やかな黒のこと。純粋な黒のイメージで黒の中でも最も暗い色として使われることが多い。例えばまったく光が存在しない世界をイメージしている「漆黒の闇」や艶があり美しい黒髪を指して「漆黒色の髪」などの表現に使う。「漆黒」はただの黒ではなく、「真っ黒」を表現する際、情緒がでるため、文学的に使いやすい表現です。とは決して純粋な色だけに終わるものではありません。色以外のニュアンスまで加わっています。「漆黒」は「純白」の反対語といえるでしょう。


最後まで読んでくださり                       ありがとうございます。

大切なお時間をありがとうございました。


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