スクールカウンセラー(SC)をしてみて思うこと
SCをして5年以上が経ちました
特にはじめの3年は「SCって何だろう」「SCって何を求められているんだろう」
「SCの仕事って何だろう」などを、常に思いながら仕事をしていました
このような思いは今でもゼロにはなりませんが
SCとしての仕事の仕方に方向性が少しずつ見えてきました
教員時代の思いとSCになってからの思い
教員時代は、支援配慮が重要な子どもと接していて
「子どもの具体的な対応が分からないから
どのように接したらいいのか分からない
指導したらいいのか分からない
声かけをしたらいいのか分からない
子どもの課題の原因は何なのかを知りたい」
という思いが常にありました。
教員時代にこのような思いがあったから
SCとしては
「子どもに寄り添って子どものニーズに応えたい
困っている保護者のニーズに応えたい
学校や教員のニーズに応えたい」
という思いで仕事をしてきた
SCをしてみて正直
「本当に難しい仕事だな〜」
ということを実感しています
たった1回の面談で課題や辛さは解決しない!!
当然ですよね
むしろ
課題は解決できるのかな
課題を解決させるためにできることを頑張ろう
など
心理や福祉についていろんなことを学んできたけど
SCなりたての私は何を目標に面談を進めようか必死でした
もちろん現在も明確な答えは出ていないし
明確な答えや正解なんてそもそもないんじゃないかなと思っています
SCとしてブレない思い
「子どもや保護者、学校のニーズに応える!!」
ここはブレないように気をつけていることです
ただ
子どものニーズ
保護者のニーズ
学校・教員のニーズ
3つ全てを一気に解決するって不可能ですよね
課題や問題が顕在化したときは
3者ともニーズがバラバラなことが少なくないです
でも
時間をかけて課題や問題を解きほぐしていき
子どもが元気になってくると3者のニーズが一致していき
少しずつクリアになっていくことが多いなと実感しています
子どもが元気になるためにSCとしてやること
最近は
子どもが元気になれるためにSCとして
・子ども本人へのアプローチ(面談)
・子どもを取り巻く環境調整(保護者面談や学校・先生へのコンサルテーション)
をすることで
子どものニーズ
保護者のニーズ
学校・教員のニーズ
に応えることができると感じています
もちろん
子ども、保護者、学校が抱える課題・問題は複雑に絡み合っているので
解決や良い方向に進むには時間がとってもかかります
在学中に解決が難しいこともあります
でも
出会ったからには
子ども・家庭・学校が少しでも良い方向に進むように力になりたい
子ども、家庭、学校をつなぎたい
という思いで日々頑張っています
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