学校・教員が必要だと思うカウンセラー(SC)

どの学校にも共通していること


現在私は、小学校・中学校・高校に勤務しています
日本の地域によって
SCの理解がある・ないがあるのかもしれないなと漠然と思うことはありますが
小学校・中学校・高校の各校種によってもSCや心理についての理解が異なるなと感じています

ただ校種に関係なく
どの学校にも共通しているものがあります
それは

①各学校に学校の文化がある
②先生は激務である
③心理や福祉の基礎的な理解をしてほしい

です

学校文化について

戦前からある教育ですが
戦後、高度経済成長期など社会の変化に伴って
荒れた時代や不登校、発達障害、コロナなど
その時代に教育も対応してきた経緯があると思います

携帯電話やスマートフォンの普及によって
子どもが抱える問題も変化してきています

学校で抱える子どもの問題が複雑化してきている中で
先生方は日々一生懸命対応しています
ただ
学校は働き方改革が急務なので学校の現実は目の前の仕事をこなすことで
精一杯の状態です

校内を巡回していると
「あの子は大丈夫かな、上手くやれているかな」と心配になる子どももいますが
「あの先生は体調崩していないかな」と心配になる先生もいます

そんな環境にいると
子どものために
先生のために
力になれるような仕事ができるようにならないといけないなと感じます

大きなことを言ってしまうと
教員経験のあるSCだからこそ
学校の働き方改革の一役を担えるような働き方ができればいいなと密かに思っています

SCとして必要なこと


SCとして
子どもが抱える問題に対応や解決ができることで
先生も本業に集中でき
先生の負担も小さくできると私は思います

SCの理解をなかなかしてもらえない学校は
SCがあまり子どもと関わることができない印象があります
子どもと関われるようになるためには
先生にSCの理解を得ることが重要だなと感じています


SCが子どもと関われるようになる
先生の理解を得られる
学校や先生に必要としてもらえる
SCになるためには

①学校文化の理解
②先生の負担軽減に貢献する


ことが大切だなと感じています

詳細はこれからアップしていきますが
優先順位が学校や先生が高いということではなく

子どもや家庭のニーズ応えることと同じくらい
学校や先生のニーズに応えることも同時に重要である
ということです

SCが学校で子どもとつながれるようになるためには
まず
学校・先生からつなげてもらうことがとっても重要だなと感じています

先生がSCを利用しても意味がないなどと思われていると
当然つなげてもらうことはできないので
先生が「SCを利用して良かった」「利用したいな」と思ってもらえることが重要です

これをモットーにSCの仕事をしてきて
はじめは「今日は学校や子どものために何ができたかな・・・」
と思うことも少なくなかったですが
最近はとっても忙しく
時間が足りないなと思いながら仕事をすることが多いです

今後
「学校文化の理解」
「先生の負担軽減に貢献する」
について詳細をまとめていきます


↓Instagramでもまとめています↓

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