個人企業
個人企業は、通常非常に小さく、従業員はたとえいたとしても非常に少ない。売上収益は経済全体のわずかな部分しか占めていない。だが、全企業の圧倒的多数は個人企業である。
メリット
設立がかんたん
オーナー経営
デメリット
負債に対して無限の個人責任を負う
所有者の寿命が個人企業の寿命
財務について
・投資意思決定
金融工学が有効に活用できる
・資金調達意思決定
自己資本と負債
・キャッシュ・マネジメント
新製品を開発してそれが利益を生むまでに、多額な現金が必要になるため
企業の目標
個人企業の目標は所有者の目標と同一
多数の所有者がいる組織形態では企業の適正な目標は不明瞭
ー所有権と支配権の分離
倫理とモチベーション
目標は実行されなければならない
・エージェンシー問題
経営者は、自分自身の利害が他のオーナーの利害と大幅に異なるような経営者が解決しなくてはいけない意思決定の数を少なくすることにより、実行ができないジレンマを解決できる。
経営政策を自身のモラルと倫理の優先度を反映しているとして支持する一方で、同時に他の意見者が同意すると感じることはありえない事が多い。
・パフォーマンス
規律をつくる。ルールづくりを厳しくする
・倒産
事業の失敗というよりは、所有権の変更が起きる。自己の支配権と所有権を断念しなければならない。支配と所有がない所に倒産はない