浪費をすると節約が苦にならなくなる

大前提:投資とは、リターンがあるかどうかわからない浪費のうちの一つで、他人に奢ることによって見返りがあるくらいのものだと捉えると良い。

つまり自分のリソース(資産)をわけて、他人のものと自分のものにわけて、他人に使ってもらう。というのが投資というもの

投資という形をとるか浪費という形をとるかに分かれるけど、投資には直接的な効用はない。将来の価値を現在価値で買ったということでしかない。とうぜん将来価値は概念的なものでしかないので、直接的な効用はない。
それに引き換え、浪費は効用があることがほぼ確定している。しかしリソースは減る。

小学生に英会話スクールに通うお金をだすことを投資と捉えるなら、将来英語関連の仕事につくことの将来価値に投資したことになる。でも小学生の子供に英会話スクールを通わせることが、親に効用があるわけではない。英会話スクールよりも親子で美味しい御馳走に使うなら効用はあるかもしれない。もし英会話スクールに行ったことで投資を回収できるときと言ったら、英語で仕事をしたときだから、もし子供に効用がなかったりするなら損する上に、効用もない。だから英会話スクールは楽しく学べるようにして効用をだそうとしているのだろう。

また英会話スクールは今どき珍しくもなんともないから差別化できないけど、レストランでの食事のマナーを覚えさせるという副次的な効果もある

投資は回収できなければ意味がないし収入は消費に変換されなければ効用が発生しない、浪費は確実に効用を回収できる。

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