自己紹介 あるいは、つくることの楽しさ
はじめまして、八重 七海(やえ ななみ)と申します。
革でなんやかんやつくっています。
自我を消した〜い、と思ってものをつくるのを趣味にしていますが、この度、自我を出した〜い、と思ってnoteを始めました。
自我をだしていきます、よろしくお願いいたします。
自己紹介
革でいろいろつくるのが好きな、20代男性です。まいにちふらふらしています。
おれはこんな歳になるまでなにを……? の不安を、人生やっていきますの気持ちで、そしてすこし酒で、毎日乗り越えています。
つくることの楽しさについて
つくることの楽しさについて。わたし自身について語ることはあまりないので、これについて喋って自己紹介に代えることにしましょう。つくることの楽しさについて。
ご承知のとおり、僕たち私たち近代人は、一般に言って、自我自我の実の自我人間です。
いろいろに起こる人生の問題を、自分の心の問題に反射、短絡させて、どんどん苦しくなります。職場の愚痴とか手首の切り口とかをSNSにアップして、いいねを稼いでいるわけですね。そしてそれらに、布団の中の止まった時間で、あるいは通勤電車の中の追いつけない時間で、正気のない目でいいねを押してる。僕たちみんなインターネットだんご虫。まぁ、これはもう個人の問題ではなくて社会の問題で、やっていくしかない。
そこで、この耐え難く重い自我を、いっときでも忘れることが必要になる。
なにかものを、それも、形のあるものをつくる、というのは、それに、とてもいい。少なくとも、私にとってはそうです。
ものをつくる、ということは、人とものとの新しい関係をつくる、ということでもあります。
皿一つ、ブックカバー一つ、生活のなかに入ってくるだけでも、生き方がすこし変わる。現実との向き合い方が、すこしだけ変わる。
コールタールのような、糞詰まった気分の中で生きていると、このことは本当に、希望なんです。祈りなんです。なにかをすることによって、現実がすこしでも変わる、ということを、実感できることが。
長くなってしまいました。
また、無闇に暗くなってしまいました。
ともかく、こういうわけで、私はものをつくっています。
noteでやりたいこと
このnoteでは、自分のつくったものについて喋ったり、つくることについて喋ったりします。
自分のつくる体験について反省すること、によって、もっと軽くなれる気がするので。
(自我を出すことで自我と和解した〜い、の気持ち。瀉血です)
なにはともあれ、これからどうぞよろしくお願いいたします。