妻の「乙女の日」は、「お互いの関係を掘り下げる日」
僕達夫婦は、結婚相談所で知り合ったけど、「いたずら好き」の性格が似ているところもあり、喧嘩をしないまま結婚。
その後、しばらく静かな日常が続いた。
しかし、最近わかったことがある。それは、
「喧嘩をしない」=「相性がいい」
というわけではないということだ。
結婚して半年経過した頃から、少しずつ激しい喧嘩をするようになった。そして、お互いに喧嘩で激しく消耗することになるのだ。
この激しい消耗の間で、一定の男性は同じ気持ちになると思う。男性は、喧嘩すると、いい・悪いは別にして、「なぜ喧嘩になったのか?」という理由を何度も何度も考えるのだ。
その間、険悪ムードだし、ずっと考える。
時には反省し、時には批判し、何度も何度も考えるので、「喧嘩の間、対象の人とは話したくない」のだ。女子はこの辺が寂しく感じてしまうかもしれない。ただ、男性は、「心の整理がつくまで話したくない」というのが本音。
しかし、この喧嘩も何度もしていると、パターンに気が付く。
喧嘩するパターンは、月に1度。
そう、妻の「乙女の日」なのだ。
男性にはこのバイオリズムがなくて、気持ちが全くわからない。
筆者が思う限り、「乙女の日」は、妻が情緒不安定なことがあって、正直「一緒にいることがしんどい」。
低いテンションに、暗い表情で見られると、、、なんか一緒にいることの居心地が悪く、家を出たくなる。突っかかってきたら、家出したい。
良好な関係を築きたいのに、なんで自ら関係を破壊するんだ!?
男性はそう思ってしまう。
しかし、、、、ここで、女子の「乙女の日」であることを思い出せば、悪意がないと理解し、逃げても仕方ないし、妻も大変なのだろうと思い、相手に元気を出してもらいたいので、「妻を喜ばせるイベントを考える」のだ。
イベントを聞けば、妻は暗い表情から「薄っすらと笑顔を見せる」がまた暗い顔をする。仕方ない、「乙女の日」だから。
しかしながら、イベントの日になると、すっかり元気になって楽しんでいるように見える。
喜ばせるイベントを考えるのも、相手への愛情があるからだと思う。もし、妻の変化に無関心であればこういう結果にはならないはずだ。
お互いの関係が修復し始めたら、「辛かった日」を忘れて、翌月にはまた「辛い日」が来る。このサイクルの繰り返し。
疲れている時に暗い顔をされると、すごく辛い。
たまに一人に戻りたくなる。
でも、体調が悪い中、暖かいご飯を作ってくれる妻には感謝したくなる。
そして、妻が元気になることを祈って、また彼女の笑顔が見れたら、乗り越えられる今の関係とその後に感謝するのだった。