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基本情報技術者試験「午前」編
基本情報技術者試験を昨年春に取得しました。 本記事では午前試験をどのように合格したか、紹介しますので参考にしてください。
試験の概要
選択問題が80問出題され、6割取得すれば合格です。私が受験した2022年は、春と秋に1ヶ月程試験期間が設けられ、その間に午前試験と午後試験の両方に受かる必要がありました。(試験形式は毎年変更されるため、受験の際は必ずIPA公式ページを参照して下さい)
受験の理由
弊社CTOから、なるべく一年目のうちに受かるよう圧力があったからです(笑)。合格しなければエンジニアに非ず的なニュアンスまで醸されているため、意義を考える暇もなく申し込んだというのが実際のところですが、結果としては受験してよかったと思います。
自己紹介させていただくと、受験当時は社会人1年目の旧帝文系卒でした。ブラウザでブックマークができないくらいPC音痴でしたが、手が動く人間になりたいと思いIT業界を志望しました。4月の入社までにJavaの初歩的な文法を気合いで理解し、Oracle JavaBronzeを取得している状況でした。
試験対策
書店で二三冊読み比べた上で、以下の参考書を選択しました。記述が端的で、読みやすかったです。
![](https://assets.st-note.com/img/1679884991721-3u55vER3Mh.jpg?width=1200)
勉強方法と試験の結果
初見でチンプンカンプンな章が沢山あったため、まず1周読んで概要を把握することにしました。テキストが分厚い(約600ページ!)ため、用語(アルファベットの略語等)は気にせず、理屈をなんとなく掴む程度で、読みきることを意識しました。
最後まで読み終えてからは、ネットワークやセキュリティ、OS等、特に難解だと感じた章を繰り返し読みました。3回読んでようやく半分くらい理解できたかな、という調子です。その後は各章の章末問題を解いて知識の確認→過去問道場で総合的な腕試しという流れでした。過去問は3年分くらい解いたと思います。
試験直前の一週間は、知識の怪しい単元を白紙にまとめる作業をして漏れがないか確認しました。IT業界に身を置く上で特に重要な章は、ネットワーク、セキュリティ、DBだと思います。実際にこれらの章の出題頻度は高いです(参考書の冒頭に過去の出題範囲について記載があります)
結果は、、、
【合格でした!!!!!】
![](https://assets.st-note.com/img/1679859430141-TrClUd0Ldw.jpg?width=1200)
【午前試験に関しては、過去問道場をやらずとも、章末問題を解けるようにすれば合格はできると思います。】
頑張って下さいね!
蛇足
資格の有用性について、Twitter上で度々議論になりますね。自分は、「参考書をめくってみて、知らないことだらけであれば、勉強する意味は絶対にある」と考えます。また、「業務のなかで調べながら身に付けていけばよい」という方がいますが、僕自信は「何がわからないのかもわからない」状態で途方に暮れたことが何度かあります。「わかるまで調べる」ことが最善だとは思いますが、途方に暮れて手が止まってしまう場合、基礎知識が不足しているケースがほとんどだと思いますし、参考書で知識を浚(さら)ってみるのも十分アリではないでしょうか。